C.W.ニコルさん講演会 2009/04/17の日記 |
04月17日 (金) |
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杉並公会堂でC.W.ニコルさんの講演会があった
久しぶりにニコルさんの話を聞くことができた
力強く、未来に希望が持てるようになるメッセージでした
日本へのあこがれ
日本人との出会い
日本に来て見て 「日本はこどもの天国だと思った」
日本に暮らして
詩人谷川雁さんのすすめもあって
黒姫に住む
故郷ウェールズは炭坑地帯でこどもの頃の森はわずか5%であったが、
今60%に大きくなっている(日本でもかなりのことができるはず!)
ぼた山の地滑りで小学校が潰され140人のこどもや先生が死んだこともある
今森が戻り、川が戻り、動物や鳥、魚が戻って来ている
ウェールズはアングロサクソンではない ケルト
ブナの原生林はケルトでは水の神の住むところ
日本の原生林の森を見て涙が出た
先祖はこの景色の中に生ていた
だがその景色を子孫に残す事ができなかった
日本がうらやましかった
日本ではなぜ残せたのか
黒姫で熊をたくさん見た
ウエールズでは970年前に絶滅している
恥ずかしくて言えなかったが「(日本に)恩返したい」と思ってきた
放置された山や畑を買い足して、手入れをし続け
黒姫のアファンの森は今30ヘクタールの森に育っている
アファンの意味は風の通る谷
アファンの森には「光が入り」「風がとおる」
それで「歩ける」「見える」
植物、山菜137種!きのこ400種!、
昆虫700種!、鳥、動物たちが増えて来ている
絶滅危惧種が23種類戻って来ている
年に五回だけですが施設のこどもたちを森に呼ぶ活動をしている
虐待されたり、事情があって親と一緒に住む事ができないこどもたちが
森で癒され、笑顔を見せる
結びのことばは
「森にはこどものこころの未来がある」
「日本にきてよかった」
「美しい日本をつくろうよ」「できますから」
と力強いメッセージでした
財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 (2002年5月31日誕生)
http://www.afan.or.jp/
アファン、わが心の故郷
http://www.afan.or.jp/about_us/
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Re:C.W.ニコルさん講演会 2009/04/17の日記(04月17日)
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サンサンさん (2009年04月17日 23時31分)
すてきな報告をありがとうございました。
二コルさんのことばはあたたかくて心にしみるものがありますよね。
私も聞きたかった。
でも、アスベルさんの報告があったので良かったです。
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Re:C.W.ニコルさん講演会 2009/04/17の日記(04月17日)
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アスベルさん (2009年04月18日 11時53分)
サンサンへ
私自身のメモのようなものですが
読んでくださってありがとうございます
少し追記しておきます
「自分は海の男です」
「森はずっと見てきました」「田舎もたくさん見た」
「こどもの頃のウェールズやエチオピアのように
森が無くなったところを見てきました」
「日本の森は今、国土の67%、でもほとんどは『森』じゃない
木の畑です
しかも杉を植えて、間引きもせず、放置しておくと
光が入らず、木の下に緑は無くなり、動物はこなくなる
保水力が落ちて、斜面では(年に?)10cmの土は流れ落ちてしまう
流れた土砂が、谷地に流れ込み、谷地の木を窒息させる」
「日本は森を生かすか、台無しにするか
今、ターニングポイントに立っています」・・・・
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Re:Re:C.W.ニコルさん講演会 2009/04/17の日記(04月17日)
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サンサンさん (2009年04月18日 18時59分)
アスベルさん
「日本は森を生かすか、台無しにするか
今、ターニングポイントに立っています」・・・・
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→怖いですね。
どうしたら、、、、
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Re:Re:Re:C.W.ニコルさん講演会 2009/04/17の日記(04月17日)
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アスベルさん (2009年04月18日 19時34分)
サンサンさん
「日本は森を生かすか、台無しにするか
今、ターニングポイントに立っています」・・・・
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→怖いですね。
どうしたら、、、、
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できる事からと・・・
さっそくアファンの森財団の会員になりました
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