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不用品処分のいろいろ |
04月13日 (月) |
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木目込み(かぶと ・こい)縮緬細工の童をのせた鯉
布の折り紙風かぶと
4月になると、ボツボツ鯉のぼりが立ち始める。近頃は気温が常識どおりに推移しなくて、桜の開花かと思えば寒くなり、満開となれば初夏の暑さとなり、人間だけでなく花々もその調節に大変だ。とはいっても私は日本の四季の移ろいは、生活に色を添えてくれてその豊かさが大好きだ。
節分を過ぎると、春を待つ気持ちをお雛様に託して、部屋のあちこちにつくり雛を飾り、ついでに人形を飾って(元ラボルームに)人形展をやる。桜も咲いて春本番、お雛様を片つけて、次は若葉の5月。
また来年もよろしく、と、一年間邪魔にならないように、そして来年飾りやすいようにと、その段取りも考えて片付ける。
すると、もういらないな、と思うものに気がつく。
不用品の処分には私はうんと手間がかかる。何か役に立つものにならないかと、ひらめきがあるまで、どこか目に付くところにおいて考える。今回の問題物は、人形展用にと、作った敷物。これ自体がすでにリホームもので、お嫁さんの打掛で作ったもの。2枚あるので、一枚は要らないと思った。というより、これは今すぐ作り変えたくなった。お雛様の片付けからの続きに忙しいことになった。
やがて5月の節句。そうだ!こんな飾り物を作ろう。ひらめいたのは、折り紙のかぶとを参考にした「かぶと」つくり。打掛の織物の布は、金糸、銀糸を交えた刺繍も多く、なかなか利用のしどころがない。試行錯誤してひとつ作り、二つ、三つとだんだん上手になって、布のあるだけどんどん作ってしまうことになる。また、あの人に、あのグループの人たちに・・・・とプレゼントする人を考えるといくつあってもいいわけだ。いらなくなった布が、あちこちのうちの片隅で、ひそかに季節感と日本の織物の存在を感じさせていてくれたらいい。
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Re:不用品処分のいろいろ(04月13日)
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返事を書く |
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ちこらんたんさん (2009年04月22日 12時36分)
こんにちは!
なんて素敵なかぶとなんでしょう!!
不用品処分のタイトルに惹かれて読ませていただきましたが、びっくり
しました。
国際交流のおみやげにもよさそうですね。
こんな素敵な物を作ることができるなんて・・・うらやましいです。
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