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新作お雛様 |
02月18日 (水) |
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去年の暮れから、小さいお雛様を作り始めた。殿と姫、三人官女、随身二人、五人囃子、仕丁三人、それに蹴鞠の二人を加えた十七人。片手に握れる小さい人形は、襟元、袖口など、容易に壊れてしまう。和紙で補強しながら、根気に平安の美を作り上げていった。寒さの中に咲く紅梅、白梅の小さい花を思わせる十七人の人形、やっと、節分あけには、飾ることが出来た。うれしくて、かわいくて、いつまでも眺めていたい大人のお雛様、私のお雛様である。
ところが、このお雛様は、私に思わぬ忠告を与えてくれたことになる。
人形を作る、縮緬細工を作る、そのうえ1000ピースのジグソーパズル、紅富士を興味に任せて組み合わせ、3週間で完成。そして自分では息抜きのつもりで漢字パズル(本当は目が疲れるはず)をやり・・・・・という日々を続けていながら・・・・一方でオーストラリアへ行くセティングをして・・・と。
ある日、額にシカッと感じる。2,3日して、額の右上に蕁麻疹かと思う膨れが現れ、やがてその隅に、小さいぶつぶつ!。そして次の日は右目に同じシカッ!・・・・・もしかして!と皮膚科に行く。やはり帯状疱疹。
すごく早い時期に気がつき、いまは、いい薬もあるし、1週間でウイルスは消滅し、あとは体の疲労に気をつけることになった。
日ごろ、お医者にはいったことのない私に、このタイミングで、帯状疱疹をのぞかせてくれて、医者に行くことに気がつかせてくれて、海外旅行をする前に体を休めていくように忠告を与えてくれた「私の守護神?」に感謝する。
ダーウィンからザ・ガンに乗りアリススプリングへ。それからウルルへの旅。小梅の雛は、私の健康を守ってくれて、いくつかの目で留守宅を守っていてくれよう。
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