幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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気持にピタッとくるときだけ 02月18日 (水)
キディクラス(園児)の年長Kくん、”PIER"(ピエールとライオン)を始めてお話しを動いてみた時のこと。 ポンと部屋の真ん中に椅子をおいてCDスイッチオン。 もちろんおのずとお母さん役はテューター(口やかまし屋のお母さんになんて誰もなりたくないも~ん!ね?)
最近ひたすら走り回ったり、会場のものを触ったり、とお話しはよ~くわかっているのに、なかなかドップリお話の中に浸れなかったKくん、ポーッとした顔をしていたと思ったら(ここはピエールがベッドから起きてきたところだね?)、いつの間にかポツンと置かれた椅子の上に陣取り後ろ向きに腰掛け・・・「おっ、きたな!」とテューターが「後ろ向きにこしかけないの~」と眉をひそめると、Kくん頭にちゃんとシロップをかけている(しぐさ)。 「頭にシロップかけないの~」「ぼくし~らない!!」・・・・・とテューターとの問答が続く。
それをニヤニヤテーブルの上で見ているS(年少)とソファの上でお気に入りの小ちゃな「ピエールとライオン」の本を広げて「Sちゃんね、ぷぷ♪(何十回もでてくる”I don't care”の後に必ず入るラッパの音)言うからね」とS(3歳)はニコニコ。
Kはソファの上で頭逆立ちをしながら(さすがにこの状態で声を出すのはきつかった?)「頭と足が反対なんだよ!」のテューター(父さん役)にも「ぼくし~らない!」と頑張った。

子どもの中に現実にある「おそれ、挫折、憎悪、愛情など」に正面きって取り組み、それを乗り越えて解決していく子どもの姿を模索し続けたといわれる「ピエール・・」の作者モーリス=センダック。 
センダックの他の物語のひとつ「かいじゅうたちのいるところ」もそういえばKは大好きだ。

大人は物語のテーマ、その背景にあるものを探り、言葉で表そうとしたりするけれど、子どもは違う。 瞬時に(もしかしたら誰の目にも留まらない速さで)物語のエッセンスを全身の感覚で捕らえてしまう。 そして自分の気持にピタッとくるものにしか反応しないのだ。 すごい。
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