今日は、Mテューターのお兄さんの玄海陶芸研究所に、オーストラリアシャペロンとMテューターと一緒に陶芸体験にお邪魔した。残念ながら体験は出来なかったけど、陶芸作りをいろいろ紹介してもらいますますやりたくなった。シャペロンも土物の焼き物が好きらしくとても興味深く見ていた。Mテューターのお兄さんは退職後、佐賀に移り住みしばらく色々なことにチャレンジした結果、焼き物の魅力に取り付かれ、あっという間にプロ級の腕前に。以後旅行する時も焼き物に興味が湧くので、窯元を尋ねたり、色々な土地の焼き物を買ってきて、使ってみてその焼き物の特徴を掴んで自分で作ってみたりと研究を楽しんでおられるそうだ。いろんな意味で世界が広がったと語って下さった。過ごした年月でなく、取り組んだ時間と経験の多さが問題。何年やってますかではなく、どのくらい焼きましたか?ということが大事。いかに集中し取り組んでいくかということで、人の何倍もの速さで習得することができる。でもまだまだ勉強中ということだった。いくつになっても人は常に向上していけるものだなとさすがMテューターのお兄さんという感じで感心してしまった。
たくさんの作品を見せてもらい、以前から欲しいと思っていたフクロウの形の茶香呂を買ってきた。(このお金はチャリティーとして全額寄付されるそうだ)その茶香呂には添え書きがあり、こう書かれていた。
『フクロウ(不苦労)西洋では福を呼ぶ鳥として重宝されていますが、日本(アイヌ族)では、苦労知らずのお守りとして「不苦労」を大切にしていま す。』 玄海陶芸研究所
この「不苦労」で今年はいい年になるかな?さっそくお茶を入れてろうそくに火をつけて香りを楽しんだが、なぜか家族にはあんまり好評でなかった。ちょっとろうそくが高すぎて、お茶が焦げてしまったことと、ろうそくに香りがついていてミックスした匂いになってしまったせいかな?
でも今日はちょっと得した気分のいい日だった。
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