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広辞苑と仲良し |
01月17日 (土) |
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一年生の孫が「おばあちゃん、四文字熟語ごっこしよ。」という。「へ~。どうやるの?」というと、なんでもいいから四文字熟語の知っているのを交代にどんどん言っていって、出てこなくなったら負けだという。側からママが、「この子、今これに熱中しているんです。もう毎日うるさくて。わたし、なかなかでてこないから困っちゃう。」という。そして、「おばあちゃんは強いよ。競争してみな。」といった。
「ぼくからはじめるよ。」とかれは得意げにはじめる。「にっしんげっぽ」・・「千客万来」・・「せんてひっしょう」・・「山紫水明」・・「じごうじとく」・・「起承転結」・・「しめんそか」・・・・・・とどんどん続く。何をいったらいいのか、・・次は何を言おうか、・・なかなか出てこないものである。こちらのほうがもう、いやになってしまって降参した。「しめんそかって意味はわかっているの?」といったら、「うん、反対するものばっかで、一人ぼっちっていうこと」と説明した。どうして覚えたのかと思ったら、漫画で説明してある本があり、かれがそれを見つけて買ってくれと頼んだのだと言う。何でも興味を持つときは、楽しく覚えられるものだと思った。
一方、私の漢字遊びは、漢字クイズの雑誌である。もう5年は続いているだろう。ヒントの漢字をもとに、言葉を作り、同じ番号のところに同じ漢字が入る。一枚の問題で100から200の漢字を書くことになるから、手書きがすくなくなったいま、非常に有意義な行為と言うことになる。
また、思わぬ言葉が現れるので、それが、私は楽しくて仕方がない。
最近の、珍しい言葉では、「公孫樹」と言う言葉が出来た。私は知らない言葉なので,辞書を引いた。老木でないと実らず、孫の代に実る樹という意味で、イチョウのことだった。
「露」という字をもとに、「風露草」「山下露」「露台」などが現れた。それぞれ念のため辞書で確かめた。面白いことを知った。「露台」は訓読みでは、「つゆのうてな」という。そうか。「台」を訓で読むときは、日常ではないのだ。
当て字も出てくる。「露西亜」「亜細亜」など。
また、〔 〕{ }{ }{付}と空白があって、三字とも同じ字を当てるとしたらどうなるだろう。これは、「御御御付」「おみおつけ」とするのだ。こんなことを根気にやっているとは、なんとも暇なことか。これも興味があるからこそ出来ること。
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がのさん (2009年01月17日 23時43分)
へ~~~ッ! 小学1年生のお孫さんが、そこまてやりますか!
こちらに心構えなく、いきなり「やろう」といわれてやったら、
たちまちお手上げですね。しかし、これはおもしろい!
いいですねぇ、われわれの世代にこの遊びは。
四字熟語ではありませんが、わたしのホームページから
いく例かをコピーしてみますので、
おひまなとき、挑戦してみてくださいませんか。
漢字が発するイメージにはなかなかゆたかなものがありますよね。
広辞苑、大辞林は、わたしの場合も、いつもすぐ目の前に
おいてあります。
◎海・河――
<例>海棠〔かいどう〕 海豹〔あざらし〕 海豚〔いるか〕
海鼠〔 〕 海月〔 〕 海苔〔 〕
海狸〔 〕 河豚〔 〕
◎外国ことば
襯衣〔 〕 桃花心木〔 〕 奈翁〔 〕
乾酪〔 〕 瓦斯〔 〕 硝子〔 〕
洋杯〔 〕 卓子〔 〕 燐寸〔 〕
手巾〔 〕 洋袴〔 〕
◎植物/花
檸檬〔 〕 通草〔 〕 満天星〔 〕
橄欖〔 〕 槲〔 〕 蕃紅花〔 〕
茴香〔 〕 榾〔 〕 槐〔 〕
槵〔 〕 無患子〔 〕 通草〔 〕
嫩草〔 〕 榕樹〔 〕 杜若〔 〕
万年青〔 〕 木賊〔 〕 野木瓜〔 〕
檀〔 〕 荢環〔 〕 揚梅〔 〕
吾亦紅〔 〕 金雀児〔 〕 車前草〔 〕
風信子〔 〕 蒲公英〔 〕 仙人掌〔 〕
海石榴〔 〕 山葵〔 〕 薇〔 〕
慈姑〔 〕 独活〔 〕 燕子花〔 〕
枳殻〔 〕 白頭翁草〔 〕 風露〔 〕
匂紫羅欄花〔 〕 石楠花〔 〕
麝香撫子〔 〕 接骨木〔 〕
金縷梅〔 〕 常春藤〔 〕 木五倍子〔 〕
合歓〔 〕
簡単にすぐ解けてしまいましたら、まだまだありますので…。
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がのさん (2009年01月17日 23時50分)
はみ出てしまいました。いやいや、まだ容赦しませんぞ!
◎食べもの
塩漬肉〔 〕 清肉汁〔 〕 冷肉〔 〕
麺麭〔 〕 大蒜〔 〕 零余古〔 〕
◎地 名
和蘭〔 〕 仏蘭西〔 〕 欧羅巴〔 〕
独逸〔 〕 倫敦〔 〕 巴里〔 〕
希臘〔 〕 波斯〔 〕 英吉利〔 〕
瑞西〔 〕 羅馬〔 〕 猶太〔 〕
埃及〔 〕 伯林〔 〕 華盛頓〔 〕
里昂〔 〕 西蔵〔 〕
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