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6日目 |
12月28日 (日) |
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早朝、プロペラ機で空路、シェムリアップへ。
シスターが支援している村の子供たちのために文具を届けるため、毎年カトリック教会を訪れる。今日は日曜日、訪れた時は、丁度ミサの時間だった、開放的な聖堂いっぱいにカンボジア人の方々やシスター方が集まっていた。
神奈川から参加しているHさんが「私の知っている人が!」と声を挙げて初老の男性の方へ走って行った。Hさんが卒業した学校と同系列の学校の元校長先生で、退職後はカンボジアの子供たちの教育支援に関わっている方だった。こんな所で・・・なんとファンタスティック!
マザーテレサがインドで創設した神の愛の宣教者会のシスター達が、城に青の線の入ったサリー姿で、ここカンボジアのシェムリアップでも活動している。その、貧しい家庭に生まれ親が育てる事のできない赤ちゃんや障害を持って生まれてきたため捨てられた赤ちゃんを預かってお世話をしている乳児院を訪問した。韓国の大学生がボランティアに来ていた、アメリカ、イタリアからの旅行者も数人訪れて、赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクを飲ませたりのボランティアをしていた。私達は、宮崎県立南高校の生徒達が作製したベビーキルト(おくるみ)を贈り、使って頂くことにした。
地雷被害者の健康診断やリハビリ、義肢作製等に携わっているハンディキャップインターナショナルを訪ねたのだが、日曜日で休みだったので、地雷博物館へ向かった。
地雷博物館は、アキ・ラさんという元少年兵が戦後私財で地雷除去に取り組み、被害を受けた子供たちの養育をしている所で、氏が撤去した地雷や不発弾を展示してあった。子どもの背丈より高い爆弾が門から玄関に至る通路に林立して出迎えてくれた。・・・ドキリ・・・と胸に刺さった・・・。国境近くには、まだまだ無数の地雷が埋まっている。内戦は終わっても、その遺物は今でも牙をむく・・・。
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