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2009年 本年もよろしくお願いいたします 1/05の日記 |
01月05日 (月) |
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子ども達にとって、安心して未来に夢を描ける活動がますます大切だと思った新年でした。
年末30日に我が家に小6から高2までが今後の相談に集まりました。帰省していた大学生3名も参加。4人は前日大山と湯坪ウィンターキャンプから帰ったばかりでした。
今年も、すみだPのラボっ子とご父母、みんなのつながりがより太く強くなり、そして子ども達の笑顔と前進していく力いっぱいの活動にできたらと思っています。
年頭に昨年カナダ留学から帰ったYちゃんの留学の感想を紹介します。年長からラボ活動を続け、カンザスへのホームスティ、韓国とカナダからの受け入れ、シニア、そして留学とラボ活動を続けてきました。自分のやりたい道を見つけ、大学もAOで見事合格。
わたしはカナダのオンタリオ州に留学に行ってきました。わたしがステイしたのはイングルハートという小さな町で、トロントから車で約6時間、北に向かっていったところにありました。町の学校はとても小さかったので、ホストシスターと私は、毎朝スクールバスで約30分かけて、違う町の大きな学校に通っていました。学校はとても大きく、全校生徒合わせて1000人ほどの学校でした。
私のホストファミリーは6人家族で、1番末っ子で私のホストシスターだったエミリーが私と同じ年の18歳でした。
留学中、私にはたくさんのチャンスがありました。学校や教会、ホストファミリィの親戚など多くの人と出会うチャンス。すぐに相談できる日本の家族も友達もいないで、たった一人。その状況は、私にとって自分を見つめなおすチャンスでした。そして新しいことに挑戦するチャンス。私のホストファミリィーはキリスト教徒でよく教会に行きました。ものの見方、考え方もキリスト教がベースにあって、日本での見方、考え方とは違っていました。最初、私はそれがいやでしたが、だんだんと受け止められるようになりました。これは私にとって、違うものの見方があることを気づかせ、視野を広げてくれるチャンスになりました。
このように、例を挙げたらきりがないくらいたくさんのチャンスがありました。それに挑戦することで私はさらに何かを学び、自分の考えが変わったり新しい自分を見つけたりすることができました。こんなことって、慌ただしい日本にいたら、めんどくさがりで怠け者の私には絶対にできなかったと思います。留学に行ったからこそこんなにたくさんのチャンスがあったし、それにチャレンジしてチェンジできたのだと思います。
一年間、いろいろなことがありました。楽しいこと、うれしいこと、笑ったこと、そしてあったかい気持ちになったこともたくさんありました。ホストファミリーや友達と過ごす時間は特に楽しく充実した時間でした。なんでも話して、たくさんのことをシェアしました。冗談を言ったりして笑いあったし、時には真剣に私の相談にものってくれました。
でもその分、悲しいこと、いやなこと、怒ったこと、けんかしたこともありました。ホームシックになったこともあれば、終わらない宿題や理解できない授業内容がいやになり、泣いたこともありました。もういやだ!日本に帰りたい!と思ったこともありました。
日本にいたら気にしないような些細なことに喜んだり、悲しんだりした、1年間でした。全部が楽しいプラスな経験ばかりではなくいやなマイナスな経験ももちろんありました。
それでも、私は今、留学に行って本当に良かったと思っています。それは、そのマイナスと思えることもプラスに変えたり、マイナスの中からプラスを見つけることができ、そうすることで留学中のさまざまな壁を乗り越えることができたからです。そして、その力は、小さい頃からキャンプ、テーマ活動、シニアメイト活動などのラボ活動の中で培った力が大きいとカナダに行って感じました。また、私だけの力ではなく、ホストファミリー、友達、日本の家族、ラボの関係者の人たちの助けがあったからだと思います。
私は留学に行き、たくさんの刺激をうけ、たくさんのことを吸収してきました。これからは、その留学で得たものを、10倍にも20倍にも活かして、自分の将来に進んでいきたいです。
みんなももし、少しでも留学に興味があるなら、是非行ってみてください。なぜなら、こんな経験ができるチャンスは他にはないからです。
こんなすばらしい経験ができる機会を作ってくれて、ほんとうにありがとうございました。
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