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3日目 12月25日 (木)
 カンボジアの朝は早い。小学校は2部制なので、午前の部は朝7時に始まる。今日の最初の訪問地は、毎年訪問しているサマキ小学校。2002年以来毎年訪問しているので、先生方とはすっかり顔なじみになっている。今年も、校長先生、教頭先生をはじめ、先生方がにこやかに出迎えてくれた。
 学校にさんすうセット、ピアニカ、クレヨン、手作りスケッチブックを寄贈した。それから、教室案内をしてもらった。今年は参加者に小学生が3人いるので、児童の皆さんも身近に感じるようだ。
 「質問がありますか?」と聞くと、女の子が手を上げて「日本は雪が降りますか?」とたずねた。昨夜ホテルのNHKで天気予報を見たら、北部は大荒れだった・・。宮崎は幸い(?)降らないのだけれど「期待」に答えて「冬には降りますけど、寒いです。」と答えた。

 車のホィールの鐘がなり、休み時間になった。教室から一斉に子ども達が飛び出してきた。小学生の3人は、もう自然に仲間になっていた。大学生達も心は小学生に戻って走ったり、遊んだり。(^^)

 サマキ小学校の先生方はアートや絵本についてとても関心を持っている。この小学校はカンボジアの小学校の中ではかなり絵本(図書)が充実している。また切り紙や描画活動にも力を入れている。その事が、私達が2002年から継続してこの小学校を訪問している大きな理由である。 読書活動推進には学校の協力が必須である。子ども図書センターと学校連携によるプロジェクト実施の可能性も夢ではなくなる日が近いのではないか・・という新たな「夢」を夢見るフェニックスである。
 恒例の校庭木の下劇場で「てぶくろ」をした。みんな(観客)が詰め寄り過ぎててぶくろに入ってきたたものだから、てぶくろは破裂してしまった・・・けどね(*o*)!(^^)(第3回公演)
サマキてぶくろ1サマキてぶくろ2

 その直後「事件」は起きた・・・。この「事件」については31日の日記で振り返り記したいと思う。

 発展著しいカンボジアは毎年変貌を遂げている。今日の昼食はできたばかりの超近代的なショッピングモールのハンバーガーショップへ。見かけも値段も日本と変わらない・・。(メニューはトロピカル系もあった!) 一般の人々にとっては、とても高級店に違いない・・。そのハンバーガーショップに大学生の一行がいた。日本の学生と同じように談笑しながらハンバーガーとフライドポテトを食べ、コーラを飲んでいる。私も初めて見る光景である。「スゴイ、高いのに・・。初めて見た・・。」と、孤児達の世話を日々の仕事とするリー・アンは呟いた。

 カンボジアの一般的な屋台では、皿や箸は洗って何度も使うのだが、このハンバーガーショップでは近代諸国と同じくプラスティックカップをはじめ全て使い捨て。しかも無分別。「このゴミがそのままあそこへ・・・、痛いです・・。」と、リー・アンは胸を押さえた。

 美味しいハンバーガーを食べた後のゴミが運ばれるその場所は、昨日訪れたCCH孤児院の子供達が保護される前に暮らしていた場所である。ガスが漂い、異臭を放つ。ハエが群がる。
ゴミ2ゴミ1
 分刻みでゴミ収集車がプノンペン市中のゴミ(無分別)を満載してやって来る。人々は、収集車に群がり飛び乗り、少しでも高額で取引してもらえそうなゴミをあさる。

 中途半端な近代化は、大量の石油系ゴミを生み、手がつけられない程に拡大してしまっている・・。日本政府はゴミ収集車ごと測れるスケールや収集車を贈っているのだが、対処に追われている現実である。しかし、このゴミ山は貧しい人々の日々の糧を生み出す宝の山でもある。このゴミ山に何千人という人々が住み着いて生活しているのである。子どもだけでも2千人を越えるという。そして、親のいないたった一人で生きている孤児も、まだまだいるのだそうである。
 ゴミ捨て場の一角にVCAOというNGOの運営する小学校と幼稚園がある。せめて学校や幼稚園に来ている間は、最悪な環境から隔離できているのだろうが・・・。抜本的解決法は思いつかない・・。


 それから、昨日再訪問約束した桜小学校の音楽の授業を見学に行った。この学校では、特別に木曜日の午後を音楽の授業に当てているのだそうである。5年生の皆さんがピアニカと太鼓の演奏で出迎えてくれた。
桜小鼓隊桜小ピアニカ

 お礼は、もちろん「てぶくろ」!(第4回公演)
     桜小てぶくろ

     絵本の充実度はまだまだ。カノ人寄贈の本棚発見↓!
桜小本棚 贈り主みのもんた
 

 
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