今年の仕事はもう終わっているのだが
今日お向かいの家に、久しぶりに庭師のOさんが来て仕事をしている
昨年9月以来だ
前に二度ほど手伝った事がある
しばらくぶりなので挨拶にゆき、手伝う事にした
Oさんの昔ながらの仕事ぶりをみて、
最初に習った丁寧な仕事の方法を思い出した
例えば庭石があり、そばに草が生えている
この場合左手で草を倒し、
右手で小さい竹箒を使って、
庭石と草の間に入り込んでいる落ち葉を掻き出すのである
いつもの仕事ではここまではやらない
見えている落ち葉は全部取るが、隠れている落ち葉までは取りきらない
ここまで丁寧にやると時間がかかり過ぎる
時間がかかれば施主さんの費用負担が増えてしまう
Oさんはずっとこのやり方で、仕事をしてきている
最初に修行のために仕事をさせてもらったところのやり方と同じだ
徹底した庭掃除できれいになった庭は清々しく、
眺めていて気持ちがいい
掃除に入る前に、木の剪定
サツキ、クチナシ、シャクナゲ、マサキ、ヒサカキなどの
古葉落とし
(昨年からついている葉を手で落としてしまうと
植え込みがすっきりと美しくなる)
ふだんの仕事では古葉落としもまずやらない
理由は時間がかかり過ぎるからだ
しかしやり方を知っていれば
全部の木はやらなくても
目立つところの木だけでもすっきりとさせる事ができる
今度から時には取り入れて行こうと思った
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