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ステージに上がる経験 |
12月07日 (日) |
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二学期はじめ、学校からもらってきたチラシで
ぜひ参加したいと娘が希望して申し込んだ市の主催の子ども体験塾。
応募者多数のなかから運良く当選することができ、
6回の練習をへて、今日がコンサート本番だった。
題名のない音楽会などにも出演されたことのある
個性豊かな作曲家のA先生は、今日ものっけからアップテンポ、とにかく早口で、 独自のワールドにお客さんを引きつけて離さない。
今回はプロのすばらしい歌い手さん方とのジョイント。
演目の途中途中で、元気な子ども合唱団の歌声が入る。
前日にはみんなの自前の衣装が「地味すぎ」と注意を受け
今日はそれぞれスパイスを効かせて登場した。
娘は頭のカチューシャが、踊っていると取れる、といい、
昨夜急に、舞台に栄えるようにスパンコール付きで取れにくいゴムタイプのヘアバンドを作った。
そのホールは、例年よくラボで地区の発表会の場所となったところ。
今日はほぼびっしりとお客さんで埋まった。
ステージそでから出てきたとき、娘がすこし足をひきずっているのがわかった。 あとで聞けば、ステージに降りていく急な階段で転んだという。 いつもと違う状況に少し興奮気味だった小さい学年の子達もいて、 なかなか大人の指示が聞けない状況もあったらしい。
近くに居た子が振り回していたモールをたまたま踏んで、足を滑らせてしまったそうだ。 出番以外は何度も控え室に戻ったため、
その階段を何回も行き来していたようだ。
そんな痛い思いもしたが、
プロの先生から、「ステージに立つひとの心構え」のような大事なことを 短い時間のなかでたくさん教わったようだ。
ステージ冒頭にその方が言われた。
「歌を歌うことは、一曲歌うだけでステーキ4枚分くらいのエネルギーを消費してしまうんです。もう、倒れそうになります。そこで、何より力をもらえるのが、お客さんからの拍手。」
観ている人、聴いている人、と演じる人との一体感が、
まさに呼吸となって良いステージを作っていくということ。
コチラが送るのは、ただの拍手じゃないんだ。
いろんな「気」がこめられた拍手なんだ。
そうであることが大事なんだ。
年末近い忙しい時期ではあるけれど、すばらしいステージをみせてもらえて、心もあたたまった。
なかなか「ミュージカルやオペラを家族で観に行く」なんていう「文化」が 日本には一般的に定着しそうにないけれど、
そういったステージを「観る側の意識」みたいなことも、
私たちは積極的に変えていかなくてはいけないんじゃないかな、
そんなふうに思った。
観るほうも、一生懸命。
ラボの発表会でも、そんなお互いの呼吸を大事にできたらと思う。
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Re:ステージに上がる経験(12月07日)
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マーシャ嬢さん (2008年12月08日 03時03分)
はみさん、娘さんとてもよい経験されたのですね!
はみさんのHPがどんどん充実してきてすごいなあと思ってあちこち拝見して
ました。
「やめたらどう?」を読んで、泣いてラボも中断させてくれた我が子たちにつ
いつい「ちゃんとやってよ」と怒ってしまっては反省している今日この頃の自
分を振り返りました。
まだまだ余裕がない私。またゆっくりお話したいです。
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Re:Re:ステージに上がる経験(12月07日)
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はみさん (2008年12月08日 20時46分)
マーシャ嬢さん
わたしも、マーシャ嬢さんのh.p.拝見しては
継続はチカラなりだなあ、見習わなくちゃいけないな、
と力をもらっています。
語り合いの会、に、入れてくださいね。^^;
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