|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
もうひとりの、お母さん |
11月17日 (月) |
|
Fテューターは、私の恩師であり、もうひとりのお母さん。
つい4年前まで、三十数年の長きにわたりご活躍された。
その間育ててこられたラボっ子は数知れず。
元ラボっ子の結婚式に招待されるばかりか、
最近ではダンスのステージを見に「クラブ」へ行かれたことも。
今も元ラボっ子たちが折に触れお宅にお邪魔しては、
語らいの時間を共にするそうだ。
突然の来訪にも、快く笑顔でドアを開けてくださる。
どんな話にも、真摯に耳を傾けてくださる。
それは、私が子どもだったころと変わらない。
幼稚園の貸し教室で、パーティが終わってから遅くに
制服姿で現れた私に、「お話しましょう」と椅子を勧めてくださった あのころと、変わらない。
先日、お誘いがかかって私もわが子を連れてお邪魔した。
世代もかなり違うし、初対面なのだけれど、ラボという共通項があるから、 どんな話題もその「共通項」をはさんで盛り上がる。
いつも不思議に思うのは、ラボで育った子は、人に対して興味を抱き、心を開くことを恐れない。
「コミュニケーションの極意」を心得ている、というのだろうか。
そして何より面白いのは、
世のなかの何について意見を交わしていても、
行き着くところは、自分たちがラボで培ってきたたくさんの目に見えない財産・・その尊さ、ありがたさ。
社会人となって、その経験がさまざまな場面で 役立っていると実感している彼らの話は、とても説得力がある。
実際に一緒にラボっ子として活動したことはなくても、
時を経て、こうして集まり、彼らと語り合えたことを大変喜ばしく思う。
そしてまた、私たちを長年見守って下さっているテューターに
感謝したい。
見習いたい、近づきたいと思っても、とてもかなわないけれど、
これからもずっとずっと、わたしの目標です。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|