幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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子どもの背中を押せる親でありたい。 11月14日 (金)
土曜の朝、フウが宿題の作文を書いていた。
タイトルは『習い事の英語のこと』
「私のお母さんは、英語の教室の先生をしています。」で始まる。

お~っと、これは!?
あまり大きく反応すると、今後、母を喜ばすために作文を書いたり、気を遣って発言するようになる…と困るので、
――おや、かあさんのことについて書いたの?…
と、ひとこと返す程度の、一見冷静な素振りを見せながらも、横目でちらちら内容を追い、思いっきり気になっている私。

「私は習い事の時間中、“お母さん”とは呼びません。」
――そうだったっけ?
「お母さんは先生になるとき、イキイキとしていて、いつものお母さんとは違う人みたいです。」
――ええ、まあ…オフのときはかなりひどいことになってるしね…
「お母さんは、とてもがんばっています。」
――え?
「私もお母さんみたいに、積極的になって、いろんな事に挑戦したいと思います。」
――ほお、

フウがなにを言わんとしているかがわかった。

このあとにある、地区行事の<留学生とのつどい>実行委員会のことだ。

今年、実行委員に該当する学年になったものの、パーティ外の活動に出る勇気を持てずにいたフウ。
キャンプのとき同様、内弁慶ぶり変わらず。
「Sっちゃんが一緒ならやる」「やっぱりやだ」の繰り返し。
一方のSっちゃんはというと、今回かたくなに拒否。これまたどうしたことか。

1回めの実行委員会を見送り、2回めを前日に控えたラボでは、二人して涙になってしまった。

――無理してやるのは、自分にとっても、みんなにとってもよくないから、今回はやめよう。
ということに、しかかった。

そのとき、Sっちゃんのママが、
「こういうの、Sっちゃん、大好きだよねー。がんばってきなよー。やったら絶対楽しいって!
やる前に楽しくないって決めつけるのって変だよ。一度はやってみようって思える人になってほしいって、いつも話してるよね。」
そう話しかけてくれた。

これまで何でも自分から手を挙げるタイプだったSっちゃんに訪れた変化は、きっと成長の証拠なのだろうね。

――ラボの行事は、自分たちでつくるものなんだ。
今まで参加者として楽しかったのは、みんなのために誰かががんばって準備してくれたから。
今度は、あなたたちにその順番がきたんだよ。
実行委員は絶対にやらなくちゃいけないものじゃない。
でもやったら今までの何倍も楽しいと思う。

それだけ伝えて、あとはそれぞれに母と子で話しあうことにした。

フウはさきほどの言葉で、気持ちが前に向かっているように見えた。
――フウ、どうすることにした?
「出てもいいかなって思うけど、Sっちゃんどうするか、ママに聞いてみて。」
少ししてSっちゃんのママから
「行くって言ってます。フウちゃんはどうですか?」と、うれしいメールが届いた。

そういうわけで、第2回実行委員会。
二人は行きの車中からルンルンで…
バックミラーで見るフウは、どういうわけかシートの上でさかさまになっており…
ものすごいテンションの上がりよう。それ、いくらなんでもゲンキンすぎるでしょ…

実行委員では日本文化紹介コーナーに入れてもらい、フウはお手玉、Sっちゃんは折り紙、両者お得意分野で担当できることになり、水を得た魚状態。
<紙相撲>では、おすもうさんの折り方を教えてもらって大喜び。
Sテューターにあたたかい言葉かけをいただき、二人とも緊張せず過ごせた。

帰宅後すぐに空き箱で土俵作り、おすもうさんに「相撲」と筆ペンで書く作業。
留学生にプレゼントするという。
楽しくする工夫を、フル稼働でイメージしている。こういうのは得意。

当日も、もちろん大満足。
実行委員の反省会の輪の中で、誇らしそうな二人の顔。
たくさんの発見、喜び&喜んでもらえる貴重な体験ができたよね。

今回、Sっちゃんのママが食い下がってくれなかったら、たぶん私、あきらめていた。
あきらめなくてよかった。
我が子を信じたSっちゃんのママはすごい。そして感謝。

我が子の背中を押せる親でありたい。
親は我が子の一番の応援団でありたい。
Re:子どもの背中を押せる親でありたい。(11月14日)
こまさん (2008年11月29日 02時01分)

いい話だね~
全くその通りだよね。ちょっと前までうちのお嬢さんともうまく行かな
い事ばかりでしたが、最近少し落ち着いてきたかな~
お嬢もそっちではあんまり見せないけど、かなり内弁慶で飛び出せない
でいる。でも、4年生って少しお姉さんになるね。5年になったらどう
なるかな~と楽しみです。今は例のフランス人の子の事で頭一杯。毎日
違うクラスなのに一緒に大回りして帰ってます。昨日その後一家とお茶
会しました。私も楽しい~
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