天気に恵まれ雨具をまったく使用しなかった
路線バス宮之浦~白谷雲水峡線で終点、白谷雲水峡下車
二日前にもバスで一緒だったフランス人の家族も一緒だった
赤ちゃんを抱き、幼い女の子の手を引いた若夫婦だ
どこまで登るのだろう
白谷雲水峡は宮之浦川の支流、白谷川の上流にある面積423.73ヘクタールの自然休養林
宮之浦から約12キロメートル、標高620メートルのところに入口がある
9:00
渓谷に沿ってコースを歩いてゆく
照葉樹林からヤクスギ林への移行帯にあり、
屋久島の照葉樹林帯を代表するイスノキ、ウラジロガシ、タブノキなどの大木
ヤクスギ林帯を代表するスギ、ツガ、モミなどの大木が見られる
推定樹齢3000年の弥生杉をはじめ太い屋久杉がある
屋久杉にはナナカマド、コバンモチ、カクレミノ、サクラツツジ、タイミンタチバナなどが着生している
江戸時代に「平木」運び出しのために大小の花崗岩を組み合わせてつくられた楠川歩道がコースになっている
この石組みの道は歩きやすく、自然に対してのダメージが非常に少ないすぐれた仕事であった
「もののけ姫の森」と呼ばれる森は、
宮崎駿監督が何度も足を運び、映画「もののけ姫」の森のイメージをつくりあげたという
森の木々や石がすべて水を含んだ苔におおわれ、緑に濡れた静かな世界をつくり出している
標高979メートルの辻峠を過ぎて、登り10分
11:10標高1050メートルの「太鼓岩」に到着、眼下に小杉谷、安房川を望むことが出来た
気持ちのいいところなので12:30 までゆっくり過ごす
花崗岩の隙間を流れ落ちる「飛流落とし」滝を見てバス停へ
フランス人の家族は2:10か3:00のバスで帰ったのであろう見かけなかった
フランス人の観光客20人ほどがバスを待っている
16:10のバスで下山
今日の宿泊は田代別館
グリーンホテルに比べて部屋、設備、食事、サービスはそれぞれあまりよくない
一泊だけにしてよかった
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