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闇の子供たち |
11月01日 (土) |
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タイの幼児売春や臓器密売を描いた社会派映画「闇の子供たち」の阪本監督をお迎えして、映画の上映とトークショーが、宮崎市の映画館で行われた。
映画の原作は、梁石日氏の同名の小説だが映画は阪本監督の脚本書き下ろしで、原作とは異なっているとのこと。映画の後のトークの中で、氏は「児童買春や臓器売買の現実を、僕にできる形で表現しました。」と述べられたが、小説同様「フィクション」の形を取りながら、人々に考えてもらうソースを提供した作品であると思う。
タイ国内で日本人が心臓移植を受けた事実があるかと言うと、それはNOである。監督が訴えたかったのは、心臓移植が事実かどうかということではなく、子供たちが安い値段で売買され、時には臓器売買の犠牲になることもある、という事実を、人々に考えて欲しかったのだと私は思う。
私は、2001年よりバングラデシュとカンボジアで児童労働廃止を訴え、子ども達の小学校教育をサポートする活動をしている。学校は、子供達を売春や危険な労働から守る施設でもある。しかし、その中でも、毎年、一人、また一人と消えて行く子どもがいるのである。子ども達の値段は、家畜よりもはるかに安い。
私は、この映画を観る機会を持たれた方達が、次は自分自身で「検証」してくださることを心から願っている。
関連⇒http://miccho.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/clip.cgi
http://www.yami-kodomo.jp/
http://eiga.com/movie/53595/special
http://mainichi.jp/enta/cinema/interview/news/20080801mog00m200009000c.html
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