|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
おもいっきり、やられた・・・・ |
09月16日 (火) |
|
『転校生 さよなら あなた(2007年)』
大林宣彦監督作の『転校生 おれがあいつであいつがおれで』の、
25年振りのリニューアル版の映画である。
自宅はケーブルテレビが入っているため、
何の気なしに番組表を眺めていると『転校生』の文字が目に入る。
ただし「さよなら あなた」とタイトルが続いている・・・・・・。
ただ、まさに開始時間であった為、チャンネルを合わせた。
始まってすぐ、大林監督作品のリニューアル版と判明した。
この時点では、見るかどうか迷った。
映画専用チャンネルな為、CMは無い。
「終わるまで2時間はあるなぁ~。尾道でもないし・・・・・・。」
大林監督が『転校生』をリニューアルしていたのは知っていたが、
三部作の一つをリニューアルすることと、
「尾道」を離れたという時点で、見ようとしていなかった。
(三部作、新三部作、尾道、大林ファンであるだけに仕方がない感情かも・・・・・・)
ただ、あっと、いう間に世界に引き込まれた。
スクリーン(画面)に表れるにくいメッセージ。
そして、毎月通っている長野の町の絵が、とてもきれいである。
内容としては、相変わらずの大林作品で、
いつものエッセンスが随所に散らばめられているが、
驚くほど洗練されていた。
(コミカルさは、いつもの様にヘタクソなのだが(笑))
話が進むうちに、
前作とは違う展開となっていく・・・・・。
まさに 「さよなら あなた」 だった。
今夜は満月。空には厚い雲があるため、
見ることは出来なかったが、雰囲気はあった。
だからなのだろうか、世界に引き込まれていく感じがあった。
尾美としのり&小林聡美の『転校生』は面白かった。
ただ長野版『転校生』は、本当に洗練されている。
これは傑作かもしれない・・・・・・。
よし、邦画を見直そう!!
まずは『さびしんぼう』からだ。
この秋は、独身時代のDVD鑑賞が復活するかもしれない♪
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|