幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ドゥルソイ、森、命、天と地、雷、竜の息???? 09月10日 (水)
夏休みスタートと同時に小学生グループがパーティ内で発表した"Drshyn, the naked prince"(はだかのダルシン~ドゥールの子)、夏休みを越えて再燃焼!うだるような暑さの中、宿題もやっとやっとで気の重い学校の始業、先週の子どもたちはラボどころじゃない!といった感じのダラダら・・・。
 
さて、秋の乾いた空気に急に包まれたパーティ、自分の役が何だったか確認するところから始めて、最後コンラ王の「平和という名の木を大切に育てよう!」の後「・・・・・今日も行きとし生けるものに感謝をささげるドゥルソイの声が森にひびくのでした。
♪ドゥルソイの歌♪ 

子どもたちは絡み合って大樹を表現、なかなか重みがありいい感じ。
と、端から順に倒れてゆっくり仰向けになり、足を中心に放射状に寝そべってゆく。 最後はせいたかのっぽの中1のKと小3のMのみを残す。え?こんなの始めてみたよ。 知らない、どうして?

1回動き終わっての意見交換。
S「何だか切ない、終わりが悲しいよ」
M「でも、歌がかなしそう・・・」
KY「生命のおわりみたいで・・・」
K「もう!夏休み前に倒れていくところをやりたい、ことになってたはずじゃん。」 そういえば、Kは次々と倒れていく人に声かけ「次だからね。」とやっていた。
S「でも死んでいくのは絶対おかしいって!この話しは暗いっていうか、悲しい話じゃないよ!」
K「もう決まったことだろ!!!」
絶対に譲らないS(小6)とK(小5)、険悪なムードに回りはし~ん。

K(小1)「このお話しの時間がず~ッと経ったから、木も腐って枯れていくってことじゃない?」
S「え?ダルシンが16歳から18歳、2年間しか経っていないんだぞ」
K「もっと経ってるし」
K(小1)「ドゥルソイはこの後も羊をいけにえにして祈ったりして、ず~っとそうしてたんじゃない?」


テューター「わかった、みんなの食い違いがどうしてか・・・。
 面白い話し合いになったね、みんなとても深いところで考えられるよ うになったのね、パーティの発表の時はあまり考えずにただお話しを たどって動いた感じだったよね。 でも今のみんなはもっといろいろ 気が付き始めてるから、こんな話しになったんだよね。
 このお話しを2年間の出来事と考えるか、このコンラ王の台詞のあとも
 ドゥルソイたち、またケルトの人たちの生活がず~と、ず~と、つづ いていたと考えるか、で最後の大きな木の表し方が違ってくるよね
 ここからがおもしろくなってくるところだからね! みんな、来週も いい話し合いが出来るようにCD聞いてきてね。」

久々に通して動いてみてかなりのエネルギーを消耗したのだろう、いつもがやがやと勝手なおしゃべりでテューターは声を張らなければいけないのに、今日はし~ん。
結局キャンデイひとりひとつ、でその場のSとKの血糖値も上がったのか(笑)さっきまでの張り詰めた空気は一気にいつもどおりに。

テューター「特にダルシンがドゥールの子になって訓練が始まったとき、ドゥルソイの楽器の演奏、ヤギが祭壇に、という場面で雨、いなびかり、竜の息がただよった、という不思議なところ、みんながどうしていいか分からないって言ってたところをよ~く聞いてきてください。」

あれっ、YもHもNもちゃんとこっちを見て静かにテューターの話しをきいている! こんな終わり方めったにないよ。
血糖値が下がっただけではなかったのかもしれない。 SとKが本気で自分の主張をしあうのを見て、彼らの深いこだわりに触れて、何かがいつものみんなを違えたのかもしれない。 

ちなみにホワイトボードに書き出してみたドゥルソイの歌(ふり仮名つきで)・・・
これを見て子どもたちは、ポカ~ん、だった。でも小1のNも真剣に食い入ってみていた。 来週が楽しみだ。

  ♪母なる大地 めぐみあふれん
   命みまもる空 父なる愛はとわに
   いまささぐ いのりと 感謝のうた♪ 



 
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みどりんさん (2008年09月11日 12時12分)

一生懸命作品に向かって行ってる光景がじっくり伝わっきました。
いまどきの子供は「さめてる」といわれがちですが、ラボっ子は熱く前
向きでたのもしいですね。純粋無垢な子供らしさがもろに表現できてい
ます。
これは、教材のすばらしさなのか、チューターのオーラなのか。
おそらくその両方でしょう。それと子供がエネルギーを注ぐから相乗効
果で盛り上がっていくのでしょう。
ひとつの課題で個と個が切磋琢磨してある方向を見つけていく、これが
まさしくコミュニケーションのたまものですね。
人は表現することでお互いが分かり合える。その表現のツールが言語や
動作や表情なのですね。
LABOパーティーは、それらのツールの使い方を覚えるのではなく、子供
のモチベーションを上げて表現能力を自然と引き出す、集団力動におい
てすごい場所なのだということを改めて痛感しました。
林田チューターの情熱を持ったご指導に感謝しています。
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