2003年、2006年に続いて再再演
2003年、2006年と見ているので今回3回目の観劇
3回とも配役は同じ、今回も見応えのある舞台であった
音楽劇なので舞台にピアノ、二人の登場人物がドイツ歌曲を歌う
音楽劇と言っているがミュージカルではありません
二人の役者はドイツ語で歌うのでニュアンスはわからないが
怒りや、悲しみ、悩み、希望がピアノ演奏や歌に託されて展開するので
とても楽しい
ピアノ演奏はともかく(録音の部分もあるのだと思う)
歌は二人の役者が何曲も見事に歌う
ピアノが引けなくなったという、精神を病み、挫折した若いピアニストが
カルフォルニアからウィーンへやってくる
レッスンを受けるためだ
老教授によるレッスンはなぜかピアノではなく
シューマンの歌曲集『詩人の恋』のドイツ歌曲のレッスンなのだ・・・
歌曲のレッスンの中でピアニストの悩みや苦しみが浮き彫りになり
次のレッスンへ・・・
このレッスンが進む中で若いピアニストが自分を取り戻してゆく
過去の苦しみに囚われていた老教授が暗闇の中に一条の光を見いだし
二人の間に同志的連帯、友情が育まれてゆく・・・・
詩人の恋
http://homepage2.nifty.com/katoken/70index2.htm
台詞(少しだけ)
http://homepage2.nifty.com/katoken/70.htm
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