|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
偽装五輪開会式(M紙のコラムより) |
08月18日 (月) |
|
今日の宮崎日日新聞のコラム「くろしお」を読んで思わずニヤリ・・・。しかし、笑えないよねぇ・・・笑ってしまったけど・・。
以下、本日の宮崎日日新聞コラム「くろしお」を紹介します。
それぞれの感想や思いで読んでください。(^^)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?blogid=5&catid=14
***************************************************************
偽装五輪開会式
2008年08月18日
大手銀行に勤める杉野光男さんは、通算15年の中国駐在経験を持つ。そして現地で集めた同国に関する笑い話をまとめ「中国ビジネス笑劇場」(光文社)として発刊した。
「四川省の農民が大枚はたいて中国産コシヒカリの種籾(たねもみ)を買ったが、偽物で発育しなかった。傷心の農民は農薬を飲み自殺を図ったが偽物だったため命を取りとめた。喜んだ家族が快気祝いにマオタイ酒を飲ませたところ偽物だったため再び入院することに…」。
収録されているジョークの中でも、これが今一番旬で、妙な説得力を持つのではないか。北京五輪開会式での巨大花火のほとんどが合成映像、九歳の少女の歌は口パク(歌うまね)だったことが発覚。こうした“偽装”が物議を醸している。
そして新たに「中国の56民族を代表する」と紹介された子どもの多くが、各少数民族の衣装を着ただけの漢民族だったことが分かった。花火や口パクにも増して、これはいただけない。なぜならこの演出は同国内の民族融和をアピールするものだったからだ。
北京五輪組織委は「イベントではよくあること。たいしたことではない」という。しかし、少し過激だが次回開催国・英国の新聞が見出しにつけた「偽装五輪、どこから見ても見栄え良く設計」というのが、多くの人が持った印象では。
血のにじむような努力の末に立つことができた晴れの舞台で戦い抜く選手たちには一片の「虚(きょ)」もない。国威発揚と予定調和に固執した「偽」で塗り固めた演出は「真実」の祭典に水を差すだけでなく、国際社会との距離を広げるだけだ。
-----------------------------------------------------------------
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|