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韓国ラボっ子受け入れ その5 |
08月15日 (金) |
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8月11日
今日は、もうスーツケースを空港へ出さなければならない。
昼ごろと聞いていたので、
あわてるとよくないので、
昨日のうちに整理しておくように言っておいた。
キャンプからの荷物はそのままスーツケースに入れてもってかえる算段に なっているらしく、さほど時間をかけずにまとめてしまったようだった。
荷物を出してから、電車で1時間とすこしかかる、ある美術館へ友人たちとでかけた。
夜は自分たちで焼いて食べるお好み焼きやさんへ行く~とだいぶ前から計画していた。 スジともんじゃが食べたいと、娘が言っていた。
美術館の売店で、ぶらぶらと品物を見ていたとき、
店の中で彼女は執拗にかばんの中をさぐっている。
そして不安げに、「おさいふがないみたい」と。
キャンプからちゃんと持って帰ってきたのは間違いないらしい。
きのう、キャンプの荷物からお財布を出さなかったかもしれない、と 話した。とてもしっかりした子なので、どこかへうっかり・・
というのもあまり考えにくい。
とりあえず、帰ったらうちを探そう。
お財布は出してある?
ひとことそえればよかったのだ、わたしもうっかりだった。
買いたいものがある?
何気なく聞いてみた。
おさいふのこともあって、彼女はがっくりきていた。
このままでは、いけないな、と思った。
日本にいるあいだ、私はあなたの保護者だし、私たちは家族だし、スジはわたしの娘でもあるの。 だから遠慮しないで言ってくれると、娘もわたしもうれしいの。
そんなふうにくりかえし、くりかえし、伝えた。
「こんなこと、とてもしつれいではありませんか?」
と彼女。 わたしは、「そんなことないわ」と笑顔で言った。
お好み焼きは、とても喜んだ。
関西系お好み焼き奉行としては、たいへん満足だ。
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