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ラボ屋の事情~キャンプ編 08月04日 (月)
ラボ屋という表現はどうか?と思うけれど、
ラボ・テューターを親に持つ子の苦労とか、せつなさを言い当てている言葉にも感じるのは
私だけ?

先々週、フウが「キャンプに行きたくない」と泣き出した。

諸事情で、頼りにしていた1人がキャンセルしたとき、
なにかが一気に吹き出したようだ。

「なぜ自分は行きたくないのに、行かされるのか。
 テューターの子は、なぜキャンセルさせてもらえないのか。」
と泣き叫んだ。。

4歳から連れられて、小5の今年で7回目の黒姫。
たしかに本人の意思で始まった訳ではなかったけど、けっこう、毎年楽しみにしていた…よね?
「いつか自分もシニアになりたい。」と壁に貼っている紙…あれは?


気持ちを鎮めて、フウの言い分を聞いてみる。

「野外活動がいや。」から始まり、あれがいやこれがいや…いいとこなしだ。
ガックリくるような、正直腹立たしいような、でももうお年頃的だから無理なのかな…などと思いながら…しばらく押し問答。



フウが行かなくなった場合のことを、頭の中で計算する。
ーフウと組み合わせた初参加のMちゃんのこと。
ーもともと行きたがっていないナギのこと。
ーフウを頼りにして参加させてくれているお母さんたちのこと。

そう思いながら、はたと気づく。
ああ、ラボ屋の娘よー、
いつのまにそんなにも、たくさんのものを背負っていたのだーー。

パーティの最年長者としてだけでなく、ロッジでも高学年になるという意味が、
フウなりにわかっていて、
だけど、うまくやっていく見通しや自信が持てずにいたんだろう。

合宿はいいけどキャンプはいや。パーティの子と離れるからって、みんな、そう言うもんね。
初めて会う子との生活って、計り知れないほど心細く、そうとう勇気のいることだ。




わかった。ほんとにいやなら仕方ない。キャンセルしよう。まだ間に合う。

『テューターの子』だから行かなきゃならないんじゃない。
フウがこれから生きていく上で、キャンプは大きな力をくれるものだって、母さんは思っているんだよ。
ひとりの『お母さん』として行かせたいと思っているんだよ。

でもいやいや行くなんて、絶対やめた方がいい。フウもみんなも楽しくならないから。
ね。だから、もう、キャンセルしよう。 



そういうと、フウの表情が少し変わった。

「Mちゃんは、どうするの。初めてなのに。」

一人でがんばってもらうしかないね。もうロッジの振り分けは変えられないだろうから。

「バスの中でのクイズ大会はどうするの。」

残った子たちでやるよ。書いたやつを読めばいいから、できると思う。

「キャンセル料は」

払うよ(汗)。。。。。。。。。。。。。。うん、払う。(大汗)



そこまでのやりとりをしてーーーなにかが…すとんと…胸に落ちたのか。





「やっぱりフウが行かないとだめなんだ。キャンセルしないでいい。フウ、行くから。」







そこからのフウは強かった。
バザーの品物を初めて自分で考えて、自分で作った。
荷造りも、買い物も、名刺作りも自分でやった。
金魚の水換えも、庭の水やりもすべてやり終えて。
できた荷物を背負ってみる。
重いね。

でも、意気揚々と心軽やかに出発し、
もっともっとずっしりと、重みのある思い出をいっぱいつめて帰ってこよう。
がんばれ、フウ!




明日、たがみパーティ、くろひめ3班。
八王子1号で出発します!
Re:ラボ屋の事情~キャンプ編(08月04日)
カトリーヌさん (2008年08月04日 12時52分)

がんばれ~!とアメリカから応援しています。
子どもたちのそれぞれの心に、いろんなものが行き交っているのでしょう。
こちらでもそうです。ナイーブになっている子には、私には計り知れない闘いがあるのだと
思う。
でも、だから何!?って言いたくなるときもある。その同じ闘いを、ホストファミリーたち
もしてくれているのだから。
いろんなものを乗り越えて、体験から学んだときに、相手もそうだったんだと、思える子に
なって欲しいと思っています。
うちのパーティの子たちは、キャンプ、どうだったのかなあ。やっぱり、心配。
ラボ屋もうちの子の年齢になるとテューター代理。今までの経験を全てつぎ込み、いろんな
もの背負って行ってくれたと思います。
Re:ラボ屋の事情~キャンプ編(08月04日)
おねこさん (2008年08月04日 13時28分)

いぐいぐさんへ

こんにちは。黒姫3班はどうでしたか?(^-^)
ラボ屋の事情、これから先のうちもいつかは直面する壁だなぁと感じま
した。
まだうちは小1で小さいのでそこまで感じていないようですが、やっぱり
パーティの中でもテューター子弟はいろいろなものを背負っていますも
のね。
でも、いぐいぐさんが冷静にお子さんに、テューターとして、そして一人の
母親として対応していたのが素晴らしいと思いました。
私だったら頭ごなしに、キャンセルという選択はないと言ってしまいそう。
お嬢さんもいぐいぐさんのしっかりした対応に、ちゃんと冷静になって
考え直せたのでしょうね。今回のことは、お互い素晴らしい経験になったと
思います。やっぱりきちんと本音を話すことは大事ですね。
いぐいぐさんもフウちゃんも、これからも頑張れぇ~。
うちもいぐいぐさん親子のように本音の話をしながら成長していきたいです♪
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