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ミンダナオの風 |
07月23日 (水) |
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私のところに、「ミンダナオの風」という季刊誌〔執筆編集・松居友。発行・ミンダナオ子ども図書館)と言うのが、送られてくる。その最新号をみて、「おっ!」と驚き、と同時に、「友さん、おめでとう!よかったですね。」と言いたくなって、それが、このH.Pになった。それは、松居友さんが、ミンダナオに行って、この活動を始めてから、もう何年だろう。「ミンダナオ子ども図書館〕として法人登録を取って5周年と言うから、ずいぶんの苦労の年月があったと思う。その活動報告の中に、「松居陽」と言う名前と、立派な若者の写真を見たのだ。私には、「あの子が、こんなに大きくなって、お父さんの仕事を一緒にするというのだ!」と言う、感激しかなかった。
丁度、ラボライブラリーの「一寸法師」が発刊される前、テューター組織の中で、日本の物語、昔話、おとぎ話、そして、アイヌの物語、沖縄の物語などを研究していた。その前から、松居友さんには、中部でも、講演をお願いしたりしていて、そのご縁で、丁度北海道に移り住まれた松居さんにお世話になって、1992年ごろから3年ほど、毎年北海道を訪れ、二風谷へいったり、ユーカラにふれたり、アイヌの物語の周辺に興味を深めたのだった。中部テューターが10人くらいで訪れたときも、快く車で案内をしてくださった。千歳のご自宅を訪れたとき、奥さんのスーザンさんが、3人目のお子さんを、日本式の、おんぶ紐でおんぶをして、私たちにお茶などを出してくださったことが忘れられない。そのとき、多分小学校1年生くらいだったであろう長男の陽君が、今、写真の若者であるのだ。
松居さんの絵本、も・と・い・つ・ま、の名、(なまえをさかさにして)で出だされたものがある。「昔話の死と誕生」や、「火の神の懐にて」〔アイヌのコスモロジー〕など、よく読んで、参考にしたものだった。スーザンさんは、作曲、絵本、児童書〔森のともだち・冬ものがたり・など〕と活躍されていたが、私は特に彼女の随筆、「あした天気になあれ」を大切にしていた。
ラボ組織には、顔を出されなくなっても、私のところには、「北の森通信」〔松居友編集の一般誌〕と言うのが送られてきていた。その活動がだんだん活発になり、幸せな家庭生活が続いているものと思っていたが・・・・・・・・・・
突然〔私には、突然だった〕ミンダナオから「ミンダナオ子ども図書館」の便りが来た。苦労があって、現在があるのだろうが、ずいぶん大きな夢で、これからの努力がまだまだ大変だと思う。多くの人の理解と協力が必要だと思う。ヤフーで「ミンダナオ子ども図書館」を検索すれば、いろいろ知ることが出来る。私は里親制度くらいしか応援できないが、少しでも、理解者が増えたらと、願っている。
ぜひお願いいたします。
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