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いってらっしゃい! |
07月22日 (火) |
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わたしが国際交流に行ったのは、成田空港開港の年。
そのとき「素がたり」の課題などはなかった。
昨年息子が参加し、事前準備の大変さに驚いた。
すべてを完璧になど、いそがしい中学生には困難。
多くの課題を前に途方にくれるわが子に、
要所をおさえて、チカラのon/offをつけてやればいい、
と助言していた。
なかでも、素がたりは前々から準備を、
といわれながらも、直前まで決められず、、
6月に期末考査が終わってから、ようやく本腰。
幸い小さいころから持っていた日本語の絵本があったので、
それを持っていってすがたりに使い、
新品ではない「使い込んだ」絵本を
お土産に置いてきた。
ホームステイも半ばにさしかかったある日の午後、
リビングに集まった家族や、ホストのお姉さんの彼氏も同席するなか、
肘掛け椅子に腰かけてお話を語る息子。
そばには、一匹しかいないペットの犬のBozeeがちょこんと正座。
初めてすぐに、MomがIknow this story..
そんなふうに、きちんと聴いてくれる時間を用意してもらえて
ありがたかったと思う。
テューターからのお手紙を届けても、
それを受けてくださるかどうかは、そのファミリーにもよるそうだ。
息子によると
And I'll poke your eyeballs out at your ears . ..のくだりで
爆笑が起きた、のだとか。
ちなみに、このタイトル日本語ではなんていうの?と聞かれ
sasnbikinoyaginogaragaradon....
Garagaradon??
そこでまた爆笑。
それはどういう意味?ときかれたそうだ。
なんてこたえていいのか困った。
「オレ、そういう場で、I don't know とかいうやつが、
いちばんつまんねえヤツだと思う。
オレあのとき、自分で言いながら、
オレってなんてつまんねえヤツ。。と思った」
14歳はそうしていろいろ考え、学んだようだ。
じぶんで実感することが、次のステップへとつながる。
それはまちがいない。
今年もたくさんのラボっ子が旅立っていく。
いま雲の上を飛んでいる子供たちも、
ほかのだれ宛てでもない、
じぶんへの
目には見えないおみやげをいっぱい持って
一ヶ月後に笑顔をみせてくれるだろう。
いってらっしゃい!
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