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日南観光・廃油ろうそく作り |
07月14日 (月) |
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カンボジアの高校生が宿泊しているのは、青島青少年自然の家という県の教育施設である。建設されて40年は経っている施設だが、綺麗に掃除も行き届き、集会・研修会場も充実しているので、使い勝手が良い。このような教育施設はまだカンボジアにはないので、ここに宿泊することにより、将来はこのような教育宿泊施設が必要と感じた時には参考にして欲しいと思う。
今日は、早めに起きて、近くの木崎ヶ浜へ出てみた。「わぁ~!」と高校生達は歓声を上げた。サーファーが波乗りをしている。
最初は恐る恐る、それから少しずつ大胆に、みんなは波に足を濡らしはじめた。砂浜をキャンバスに見立てて何か描いている子もいる。
包み込む潮騒と潮風の中、みんな興奮し、それからリラックスして、楽しんだ。はじける笑顔・笑顔。笑顔・・・。その後の朝食はとても美味しかったに違いない。
今日は、日南海岸国定公園を車窓左に観ながら南下。空は雲一つない青空。太平洋の彼方に水平線が弧を描く。鬼の選択板と呼ばれている波状岩が何の合間に顔をのぞかせている。バスの窓から、シャッターを押す音が止まらない(^^)/。
1時間程で、一昨年NHKテレビ朝ドラ「わかば」の舞台にもなった飫肥城下町に到着。観光ボランティアさんの案内で、最初に、明治2年(1869)、飫肥藩主の伊東祐帰(すけより)が建てたという住居、豫愛宕山を借景した枯山水の庭園章館(よしょうかん)へ。庭の手入れが良く行き届いている。愛宕山を借景した枯山水の庭園は特にすばらしい!
それから、松尾の丸へ。藩主寝室の間で高校生達は、侍か姫になった気分を味わったのかもしれない・・・(笑)。
それから5分くらい離れた史跡のある林で、飫肥に灯りをともす会の皆さんから、廃油ろうそくの作り方の説明を受け、体験をした。
天ぷらなどで使用した廃油を捨てずに、ろうそくとして再利用し、夜のイベント等では観光客の足元を照らしたり、また夏至には数時間電灯を消してCO2削減イベントにも協力しているそうである。
高校生達は、廃油をリサイクルして再利用していることに関心し、「ろうそくはカンボジアでもとても必要なものなので、カンボジアの人々に知らせたい。」と言っていた。
終了後は、一緒にお弁当を食べたり、国境も年代差も超えた歌や踊りの交歓会。カンボジアの高校生の歌声が木々の間に響き渡った。
帰路、海幸 山幸」の山幸彦の息子、(神武天皇の父)ウガヤフキアエズノミコトを祀る鵜戸神宮へ立ち寄った。「青くどこまでも透ける海。岩に打ち付ける波しぶき。運玉。お乳岩・・・。青い海に赤い社殿が映える。
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