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クラスだより |
07月05日 (土) |
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月に一度のレターを書く身となって、1年以上がすぎた。
そういうこともあってか、こどもがもらってくる学校のクラスだよりも以前にもまして目を通すようになった。
新学年、新学期にはいって、なにもかもあたらしいころは
先生のクラスリポートも、「こんなことがありました」と 毎回元気にこどもたちの様子を伝えてくれていたのだが・・・。 幸先よいスタートをきったはずが、
なんだかこのところ文章に全然元気がない。
それが気になっていた。
はじまったころとちがい、通り一遍のことしかかかれていないのだ。 ほどなくして、一部の保護者から「少数のこどもの名前をあげて いいことをしているからと、クラスだよりに誉めることばを載せる のはどうか・・。そんなクレームが来たということを知った。
それを聞いてとてもさびしい気がした。
そのうらには、自分の子が誉めてもらえてない、という気持ちも隠れているのか。
そのようなことにさえ気分を害するひとがいることが残念だ。
これでは先生も身動きがとれないな、と同情の気持ちさえ持った。
クラスのためになるようなだれかのよい行いを、 すばらしいとみんなが喜ぶことが、 なぜいけないのだろう。なぜ、腹立たしいのだろう。 では、全員分を載せたら納得されるのだろうか。
ほめられること、ほめること、
そのどちらも、素直なこころの表れであるはずなのに、
そんなことまで「公平・不公平感」で勘定することに 憤りを感じる。
こどもって、うちでクラスの友達の悪い仕業は話すことはあっても、いいことはめったに言わないもの。
だからわたしは、せめて文面上で、いいニュースを聞きたいと思った。
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