幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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意識は変わる!プラス思考に 07月04日 (金)
今この人のことを書きたいと思う。
この人とは、もう、40年くらいの付き合い。まずは、ラボっ子のお母さんとしての付き合いから始まる。ちょっと古い考えの残る農家の奥さん。お舅さん、お姑さんのある中で、3人の子どもを育ててきた。

子どもをラボに入れてくれて、一番下の子は、ラボの高校生留学までさせてくれたが、長男の場合など私もラボテューターとして新米の頃、海外ホームステイの話をすれば、「そんな風に育てると、家をついでくれなくなるといけない。」とか、受け入れホームステイの話をすれば、「外国人なんか怖い」と言われるくらい、びっくりするような言葉が出るのだった。また、子どものしつけや、日常のさまざまなことの良し悪しの考えの基準は、「そんなことをしたら、はずかしいから。」「そんなことをする人はいないから」。そして、「うちの子に出来るかしら。」「うちの子はどうせだめだわ」と、はじめから「だめ宣言」のマイナス思考。勿論、こんな人はいくらでもいる。わがパーティでは、地域性もあってか、こんな人は多かった。ラボパーティは、こんな人の大勢の意識を変え、もっと楽しく、もっと明るく、もっと自由に、夢を持って、と活動の中で語り続けてやってきた。 

さて、彼女も、よくよく私と付き合ってくれて、時代の流れもあるけれど、ずいぶん変わったのではなかろうか。
今では子どもは三人とも結婚されて、彼女は、6人の孫のおばあちゃん。日常的にも自由な身になられた。私はなんとなく誘えるときには、展覧会や観劇に誘ったりしていた。いまや、ラボママとテューターと言う関係ではなく、友達として。

この彼女が、2年ほど前、「私、二胡でもやろうかしら。緑内障でねえ・・・」と言う。相変わらず悲観的なマイナス思考の言葉が多い。たまたま、二胡の演奏会と、その先生が新しく教室を開くという情報を耳にして、私は彼女を演奏会に誘った。彼女は喜んでくれた。でもそれ以上に一歩を踏み出す勇気はない。二胡を買うことも、教室に行くことも、決断は出来ない。私は、この彼女の気持ちに付き合うほど、二胡に興味はないし、と思いつつ、やりたいならば、やればいいのに、と思っていると。彼女が言うには「難しそうだね、二胡って。私ね、目が見えなくなったら、こうやって弾いていようかと思って。」と、二胡を弾く形をして見せた。
私は、悪いけど笑ってしまった。なぜ、そんな風に、一番なってほしくないことを、想像してしまうんだろう。「二胡なんか、やめようよ。なるべく、目のことは忘れて過ごそうよ。」と言うようなことをいって、しばらく過ぎた。

そんな時、私は以前から興味を持っていたフラとウクレレに出会うことになった。ここなら、彼女を誘うことも出来る。と思った私は、早速自分のウクレレを買って、そのサークルに加わった。そして、その様子を報告しながら、彼女の反応を待った。やがて、彼女も自分でそのサークルに加わることをきめた。毎週私と会うことになった。フラを踊って、ウクレレを弾いて、時にはハワイアンのライブに行ったり、さらには、そうしたライブで、フラガールとして踊
ったり。・・・彼女の想像しなかったような状態ができていった。彼女は、「このグループなら、私、続くわ。」と言って楽しんでいる。ふと考えると、彼女のマイナスの言葉がなくなった。明るくなった。聞いてみると、緑内障も、進行が止まっている、と言う。フラの会場の、喫茶店のマスターも、「**さん、明るくなったね。顔が変わったもの」と言ってくれる。私は「そうか、やっぱり。よかった!」とひそかに、大変、喜んでいる。
プラス思考で、元気に。明るく。
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