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なぜベビーサインなのか。 |
05月30日 (金) |
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その答えが自分のことばで語れるようになるまで、3年かかった。
それまで、講師の近藤先生に無理をお願いして3回も実施させていただき、ようやく3回目で、自分の中にストンと落ちる感覚があった。
「自分の気持ちを、からだを使って自己表現する」
→からだを使う=サイン
「アイコンタクトを大切にし、相手の要求をキャッチする力を高める」
→耳だけに頼らず、目と目を合わせること。私たち、忘れていませんか。
「わかり合える(意思疎通できる)喜びが、信頼と尊敬の関係を築く」
→国際相互理解を目指すなら、まずは、今そばにいる人、家族や隣人との豊かな人間関係の成功体験を小さいうちから。
いまや『シニアサイン』として介護の現場でも注目されている、近藤禎子先生のこの『ユニバーサルサイン』の考え方は、まさにバリアフリー。世代間、使用言語、ハンデの有無を越えるものとして広がっていて、限りない可能性を感じる。
ことば以上の「心を育てる」と思う。
人が人と関わる上で、バリアになるものを越えていこうとする心。
これにつきます。
ベビーサインを通して、お母さんたちにコミュニケーションの楽しさを伝えられたら。
意外とお母さんたちにその効能があるように思う。というのも、
地域の子育て支援センターにチラシ配布をお願いしにいったとき、
年配で、子育てのベテランの代表者の方がおっしゃっていた。
「ようするにボディランゲージでしょ?
むかしの人は、みんなやっていたことですよ。もっとこどもと向き合う時間があったし、
手振り身振りで意志の疎通を楽しむゆとりがあった。
今はあかちゃんを前にして、どんな言葉かけをしたらいいかわからない人が多い。
いないいないばあのやり方を教えてください、とか、どんな歌を歌ってあげたらいいですか
なんていう人もいるんですよ。」と。
そうなんだ。。。
ベビーサインが必要なのは、お母さんたちなんだな・・・と。
最後に、ベビーサインっ子ちゃんレポートを。
去年のベビーサイン講習会にきてくださった、おとなりのDさん。
(われらが)Yちゃんがベビーサインで『ちょうだい』といった現場に居合わせたとき、思わず息をのんだ。
い、いまのサイン?!す、すごい!!
まだしゃべれないのに、伝えようとしている!
これか~~~~!
「気持ちを伝えられる」「わかってあげられる」ーYちゃん親子の信頼が強い絆でつながっていて、とても健やかに一日を過ごしているのだ。。子育てにゆとりがある。
それはもう見事なまでに、あ・うんの呼吸。
****
○からだをつかって、ことばを体験的に習得していく。
○他者との積極的に関わりをもちながら、自分の世界を広げて行く。
これが私の感じるラボとの共通項。
『ベビーサイン』のキーワードにひきよせられるアンテナの持ち主は、
子育てしながらも自分を高めたい思うママが多いのではないか。
共通項をわかりやすくプレゼンできれば、子育ての視野を広げてもらえると思う。
となると、ラボへの理解も早い。
4年目の今年。
勇気を出して新聞取材の申し込みをしたら、スムーズに事が運んだ。
地域版への掲載が実現したのだ。
近藤先生へのお礼の気持ちを込めて。
http://mainichi.jp/area/tokyo/
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Re:なぜベビーサインなのか。(05月30日)
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keikoさん (2008年06月01日 08時00分)
ベビーサインが表現、コミュニケーションの第一歩とわかりやすく書い
てくださってありがとうございます。私の中では当然のことだったので
あまりふれずにきてしまいました。毎年開催してくださってありがとう
ございます。
・・・・
エリックカールさんは「はらぺこあおむし」CDが発刊されたとき、名
古屋にいらっしゃり、そこでのワークショップに参加。感化された私は
ラボっ子のお母さんたちに話し、薄紙を入手。みんなで材料を作り、B
紙に下絵をかいて、それを姉妹都市からきた学生たちと、市内の子ども
たちとで張って特大絵本を完成。翌年、姉妹都市にもっていき、小学校
でストーリーテリングをしました。・・・みんなでやればおもしろいで
すよ!
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Re:なぜベビーサインなのか。(05月30日)
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こんどうよしこさん (2008年06月07日 10時11分)
4回目の今年はきっとラボとの共通項がたくさんあることを、更に実感
していただけたと思います。
今後の活動のお役に立てれば嬉しいです。
シニアサイン講座で年輩の方が「これを使えば‘若い’外国の人とも話
せる!」と言っていました。
ユニバーサルということに気づいてもらった瞬間です。
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