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わが子のエピソード |
05月15日 (木) |
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毎日忙しく家を空けて働いていた。
娘は保育園から学童保育所にお世話になっていた。
そんなある日、わたしの携帯が鳴った。
出ると娘からだった。
また、何か買ってきてほしい連絡かも・・そう思ってたとき、
おかあさん、あのね、すご~~くきれいだよ。
空が、すご~~くきれいなの。あのね、いまうちの前にいるんだけどね カギあけようとおもって後ろ見たら、
すご~い夕日みたいなのがきれいなの。 ピンクとか青とか紫とかまじってて・・・・ だから電話したんだよ。
・・・ほんとは、仕事が詰まっててそれどころじゃなかったんだけれど それを共感してほしくて私に電話してくれた、その気持ちがうれしくて、 じい~んときて。
おかあさんも、見たかったなあ・・残念だなあ・・
私は娘にアリガトウを言った。
学童の帰り道に、雲がきれいだと言って、立ち止まって持っていたスケッチブックを広げて描き出したこともあったっけ。
家路を急ぐ時間ではあったけれど、きれいなものを見て、感動し、
ココロにおさめておきたいと思う気持ちがいとおしくて、
この子のいまのこの気持ちを、どうしたらできるだけ長く温存できるんだろうと そんなふうに考えていた。
ラボでものがたりに出会うことが、少しでも彼女の「感動との出会い」に プラスになればいいなと思う。
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