『ウルビーノのヴィーナス』展 『国宝 薬師寺展』
国立西洋美術館『ウルビーノのヴィーナス』
『ウルビーノのヴィーナス』がほかの作品に抜きんでていた
ヴェネツィアの貴族の館のベッドに横たわる
美しいヴィーナスを描き出している
この女性が誰なのかは謎である
ウルビーノ公の4年前に結婚した妻という説
妻の懐妊を願うための絵という説
ヴェネツィアの高級娼婦を描いたという説などがある
ウルビーノ公は手紙の中で「裸の女の絵」と言っている
ウルビーノ公がこの絵にために母親にお金を無心したそうだ
払わないと他に売られてしまうと
妻を描いたとすれば他に売ることなどあり得ない
妻ではないようだ
モデルはわからないが
裸の女を神話的背景ではなく、館の日常の中に描いた
歴史的にみて画期的な、美しい絵である
http://www.venus2008.jp/
レストランで昼食
中庭に開かれたル・コルビジェの気持ちのいい空間がレストランになっている
西洋美術館のル・コルビジェ建築をざっと確かめてから
国立博物館へ向かう
本館前のユリノキの若葉が開いている
今は庭園が開放されているので歩いてみた
キクモモの濃いピンク
ゴイコウ御衣黄 桜の奥ゆかしい黄色いはなびら
平城遷都 1300年記念「国宝 薬師寺展」を見る
平日だが見学者は多い
金堂の日光菩薩立像・月光菩薩立像(国宝)両像を角度を変えてゆっくりみることができた
みる角度によって印象が変わる
姿態の表現のすばらしさに圧倒される
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=5129
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