下北沢・本多劇場
加藤健一事務所『思い出のすきまに』初日
The Drawer Boy
原作 マイケル・ヒーリー 若い人らしい
訳 小田島恒志
演出 鵜山 仁
オンタリオ州の農場
8頭の牛や鶏がいる小さな農場
記憶力に障害があるアンガス(加藤健一)
幼なじみのモーガン(新井康弘)が助け合って暮らしている
夏の日
アンガスがサンドイッチをつくっている
トロントから演劇活動をしている青年マイルズ(山本芳樹)が
農場へやって来る
芝居の取材のため、手伝いながら農場を体験したいので置いてほしいと・・・
青年の取材活動が、それまで2人の間で、
繰り返し語られてきた2人の物語を壊してしまう
2人の友情
2人が戦争にゆき、アンガスが負傷したこと
イギリスから連れ帰った恋人たち
交通事故
アンガスが描いた二軒の家がつながっている家の設計図、
二家族の家の計画はどうなったのか
ほんとうは何があったのか・・・・
記憶を少し取り戻したアンガスは何があったのか知りたがる
なかなか語らない、言えないことにいらだつモーガン
何故言ってあげないのかと責めるマイルズ・・・・
加藤健一が好きだ・・・
加藤健一の素朴さ、温かさ、ユーモア、
人間への信頼・・・
芝居作りを楽しんでいる姿勢・・・
初日なので小田島雄志、加藤忍などが来ていた・・・
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