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私の人形ー1「ひな祭り雑感 |
02月20日 (水) |
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3年ほど前から、私は、ひな祭りの時期に合わせて、元ラボルームを人形の展示場として皆さんに見てもらっている。今年も雛人形を中心に、能、歌舞伎の人形や、童、などすべて私の手作りばかりを飾っている。3月中、いろんな人との出会いを楽しんでいる。
ひな祭りが盛んになったのは、江戸時代の中期から後期と言われる。本来、初節句を迎える女のこのために、その子の健やかな成長を願って飾るもので、今でも女の子の生まれたおうちでは、おじいちゃんや、おばあちゃんの楽しみの一つと見られるところも多い。
もう一つ、最近では、マイ雛人形と言って、自分のために飾る方もいる。立雛などを、玄関や、部屋の片隅に飾って、季節感とともに楽しむのもいいと言うわけだ。
雪洞。「明かりをつけましょ、ぼんぼりに・・・」と、うたうぼんぼり。昔のように、ろうそくに明かりをつけるわけではないが、いかにも、ぼんぼりと言う音のひびきは、「ほんのり」と明かりが揺らぐ、ほのかな、やわらかい、春の響きがある。雪洞は、当て字であるが、雪のかまくらの中の灯りが、ぼんぼりのほのかな明かりと似ていたからと言われている。
たくさんの人形の中の私のおひなさまは、親王飾り、三人官女との五人飾り、かまぼこの板に乗った十五人飾り、、折り紙の十人飾り、そのほか縮緬細工の雛など毎年新顔が登場する。
ふうせんかづらの種につまようじをさし、頭にして、千代紙の着物を着せた小さい立雛は、ひなずしや、ケーキの上に立ててあげると、ひな祭りの雰囲気を楽しいものにするかと、今皆さんにプレゼントしている。
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