早稲田松竹
アキ・カウリスマキ3本立て上映
アキ・カウリスマキ(Aki Kaurismäki) 1957年4月4日 生まれフィンランドの映画監督
街のあかり 2006年
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ 1989年
コントラクト・キラー 1990年
音楽がいい
映像がいい
さえない表情の登場人物たち
負け犬、失業、家庭もない、友達もいない、孤独
降りかかる災難、悲しみ・・・
街のあかり 2006年
繁栄するヘルシンキを舞台に友達も家族もいない警備員がいる
経営講座を学んで警備員では終わらないつもりだが
女が近づいてくる
誘惑され、だまされて警備の暗証番号を盗まれ
睡眠薬で眠らされたあと鍵束も盗まれて
宝石泥棒の共犯として有罪に・・・
それでも女のことは決して警察に言わないまじめな男
「あの男は言わないさ。犬のように忠実。ロマンテックな男なんだ。
それを見抜いた俺は天才だ」とマフィアの男が女に言う
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ 1989年
リーゼントにきめた髪 つま先のとがった靴、黒い服
ツンドラ地帯のしがないバンドが成功を夢見てアメリカへ向かう
アメリカでは採用されずメキシコへ向かう
コントラクト・キラー 1990年
1990年のヴェネチア映画祭の最終日にさりげなく登場して映画祭の人気を一挙にさらった映画だという
アキ・カウリスマキ イギリスで撮った英語による映画
いやなことがあって国を出て
水道局で働いているフランス人 をジャン=ピエール・レオー
(トリュフォーの『大人は判ってくれない』からアントワーヌ・ドワネルを演じ続けた彼である)
部長から民営化されるので外国人から解雇すると告げられる
15年働いていたが何故か雇用契約書類がなく即日解雇だ・・・
「人生はきついが面白い。」アキ・カウリスマキ・・・・
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