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Struggle |
01月03日 (木) |
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一昨日と昨日、男子と女子の職業訓練所を訪ねた。
男子VTC(vocational training Centre/職業訓練所)では12歳~18歳の子ども達が、木工・バイク修理・自動車修理のパートに分かれて、訓練をつんでいた。木工部では、棚→机→ベッドの技術を6ヶ月間で習得するのだそうだ。国内どこへ行っても、木工店はあるので、案外早く職につけるのかもしれない。バイク修理部門では、かなり古いバイクのエンジン部分を分解したり組み立てたりしていた。敗戦は外に出ていたり、直結したりしているが、一応動く。真っ黒い排気ガスがマフラーから噴出している。自動車部門では「トヨタ」のカタカナマークの入った年代物での実習である。日本国内どこを探してもないような廃棄物の方がまだマシの車での実習だが・・・、しかし・・・この国で、近代的な自動車の修理を習っても、きっと役には立たないだろう・・。古い車ですら、不足している現状なので、それに合った修理技術が望まれるのだろう・・。
寮も見学させて頂いた。寝台車のような細いベッドに、敷布団と薄い粗末な毛布が3枚。
「これだけで寒くはないのですか?」と聞いてみた。
「今は大丈夫です。」と舎監の男性は答えた。
「もう少ししたら、これでは寒い日もあります。でも、みんな、服を着たりして3枚の毛布で過ごします。なぜなら、彼らの家には、もっよ少ない毛布しかありません。ここで贅沢に慣れたら、苦労するのは本人なのです。」
昨日は女子VTCへ行った。洋裁部門とPC部門。洋裁部門では、足踏みミシンで、12歳~16歳の女の子達が、子どもの服を縫っている。PC部門は10月に始まったばかり。AC付の、辺りに似合わない立派な教室が印象的。丁度、訪問時は生徒は誰もいなかった・・。寮は、男子寮と同じく細いベッドと毛布3枚が支給されていた。
たかが毛布、されど毛布・・・。毛布をめぐって『事件』も発生した。「毛布」だけですら、課題は多い・・。
今日と明日、2002年より“H&H”で支援を始めたマイメンシンへ行って、1/5~7とサイクロン被災地を訪れる計画を立てていたのだが、マイメンシンより訪問は6日にしてくれと連絡があったので、計画を見直すことにした。今日、ダッカへ移動して、明日、南部に下ろうと思う。
午前8時予定発のバスで、9時間かけて、ダッカへ移動した。疲れた・・・。
ゲストハウス近くの中華レストランで、久しぶりにカレー以外のものを食べた。
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