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アンコール小児病院/アンコール遺跡群 |
12月28日 (金) |
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10月のある日、偶然つけたTV番組で、看護師の赤尾さんが頑張っている姿を観た。↓
http://www.tbs.co.jp/inochi2007/sp1.html
そして、アンコール小児病院を運営しているフレンド・ウィズアウト・ア・ボーダーのHPを検索した。↓
http://www.fwab.jp/
その中の輸送ボランティアの項目に着目したフェニックスは、早速、フレンド・ウィズアウト・ア・ボーダーに連絡し、輸送ボランティアを申し出た。それが繋がり、晴れて、今日、アンコール小児病院を訪れることができた。
<赤尾看護師との記念撮影>
頼まれた歯ブラシや子ども用衣類約10kgと、“H&H”からは「手作りノート」・クレヨン・色鉛筆・子ども用衣類・通学用白Yシャツなどを届けた。赤尾さんは嫌な顔ひとつ見せずに、病院内を案内してくださった。
ここは、病院の待合所↓。
毎日300~500人の患者が訪れるそうである。受付にアシスタント・ドクターが居て、薬だけで治る見込みのある人と、医師の診断が必要な患者を判別する。こうすることにより、軽い症状の患者は安心して自宅へ帰ることができ、本当に治療の必要な人がしっかり治療を受けることができるのだそうである。診察料の規定はあるのだが、実際問題としては、遠くから財産を売ったり借金をしたりして治療に来る人が多く、支払えない人がほとんどなので、診察料は頂いていないのだそうである。
この病院では、遠くからやって来る人のために、毎日食材を支給し、調理するスペースを提供している。できるだけ自給率を高めるために野菜や果実のなる木を植えたりしていた。
未熟児で生まれた小さな命と出会った参加者に、
「抱っこしてみる?」と赤尾さんは声をかけてくださった。
2kgにも満たない小さな小さな命の温かさを、両腕の中に感じたに違いない。
子ども病院では、子ども達が退屈しないように、様々な工夫がしてあった。壁を彩る絵は、日本、アメリカ、カンボジアの子ども達が描いた自画像。
子ども達にお絵描きや折り紙を教えるコーディネーターが配してあることに驚いた!本当にすばらしい!参加者は持っていた折り紙を寄付した。有効に活用してもらえそうだ!
その他にも、子どもが怖がらずに診察を受けることができるようにとの配慮から、ぞうさん型のベッドが用意されていたり、家族に対する健康についての教育や、看護師さんに対する教育のためのライブラリーがあったりして、とても充実していた。
赤尾さん、体に気をつけて頑張ってください。また、来年、輸送ボランティアでやってきますヨ!
一昨年廃止されたバングラデシュのチリマリ病院や、チリマリの子ども達に想いを馳せるフェニックスであった。
アンコール小児病院に別れを告げ、アンコール遺跡群へ向かった。
最初に向かった所は、かの有名なアンコールワット!
上智大学チームやJSAなど、日本からも修復支援が行われている。
<象のテラス>
<タプロン寺院>
「2 for 1$」と上手な英語でブレスレッドを売りに来る子ども。まだまだこんな子ども達が多い。子ども達をタダ同然でこき使って儲けている大人がいる・・・。
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