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サプライズコンサート! |
12月27日 (木) |
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昨夜、飛行機で世界遺産アンコールワットのある北部のシェムリアップに移動した。プロペラ機での移動に参加者は興奮気味。ステップで降り、空港社屋に徒歩移動も、また新鮮なりけり。「あれ!?でも、まさか・・」と思われる日本人の姿が視界の箸によぎったけれど、急いで支援物資をカートに載せて空港の外へ。空港からホテルまではトゥクトゥクという馬車の前部が馬の代わりにバイクの乗り物で移動。これも初乗りで、参加者は大喜び!
今朝はまず最初にハンディキャップインターナショナルを訪問。YASTカンボジアでは安全を期して地雷原には行かないけれども、地雷被害者のために義肢を作製・提供したり、診察・訓練を行っているこの団体を訪問し、戦争や地雷の愚かさや禍根について学んでもらうようにスケジュールを組んでいる。
内戦が終了して約15年。地雷埋蔵地には雑草木が生い茂り、どこに何が埋まっているのか判別できない状態になっている。貧しい人々は「無料」のその地に家を建てたり、燃料である雑木を採りに入って被害に遭う。ハンディキャップインターナショナルでは、貧しい被害者に新たな手足を贈り、以前と同じ生活ができるようにリハビリ訓練を行っている。また、被害に遭わないために、危険地に侵入しないように予防教育も行っている。地雷被害抑止だけに留まらず、ポリオに罹らないために教育や罹患した人への対応、近年増加してきた交通事故を回避するための取組みも行っている。
ハンディキャップインターナショナルの後、毎年訪問している、小さな川沿いの小さな教会を訪れた。クリスマスの後でキリスト誕生の馬屋が飾られていたので、その前で記念撮影をした。
この教会に、トンレサップ湖内の島々に住む子ども達への贈り物として、高齢者手作りのノートと鉛筆・クレヨン。色鉛筆を託した。
この教会でお会いしたシスターに世界的バイオリニスト五嶋みどりさんのコンサートへ誘いをうけ、幸運なことに、小さな村の子どもセンターでひらかれた五嶋さんの演奏会にサプライズ参加することができた!
五嶋さんは、オープンしたばかりの国立博物館での演奏のための訪カで、その前後、いくつかの施設や村を訪れてのチャリティ演奏を披露しているそうである。椰子の葉葺きの子どもセンターにチャイコフスキーのくるみ割り人形が響き渡った。昨夜の「まさか!?」がこんな形で的中しようとは、考えてもいなかった・・!五嶋さんの最後の曲「きらきら星」に子ども達はキラキラした瞳で唱和した。とても素敵な演奏会だった。
夕方になっても、まだまだ陽射しが強い。
「夏休み」を満喫している参加者は、今日はホテルのプールで水しぶきを上げた(^o^)/
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