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目と耳で |
12月26日 (水) |
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昨日、女子買春防止を掲げて、孤児院の子ども達にPCや英語を教えている若きNGO「かものはしプロジェクト」を訪ねた。スタッフは全員起業を通して社会貢献を目指している20代の若者である。子供の売買や売春の根源は貧困にある。今年から貧困抑止の一環として、北部の小さな村でいぐさ商品販売によるビジネスを始めたそうである。参加者はお土産にその製品を購入し、ささやかな協力をした。
<説明を聴く参加者>
今日は、JICA(国際協力機構)カンボジア事務所を訪れて、
都城出身の原口さんに、カンボジアの実情を伺った。
カンボジアではポルポトの独裁・虐殺により300万人の命が失われたという悲しい事実がある。その結果、学校教育、自国の歴史や伝統を伝える人がいなくなった・・。現在、海外の機関やNGOが歴史的遺産の修復や伝統の継承協力を行っている。国境沿には未だに地雷や不発弾が埋まっており、内戦終了後の現在でも戦争を知らない子ども達の上にも被害は及んでいる。しかし、インフラが整備された現在、交通事故被害者が地雷被害者を上回る勢いで増えていて、新たな社会問題になっている。
<独裁者ポルポト>
虐殺の舞台となった元高校ツールスレィン博物館。惨く顔を背けたくなる事実に、参加者は無言で向き合っていた。
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