「北斎-ヨーロッパを魅了した江戸の絵師-」
開催期間 2007年12月4日(火)~2008年1月27日(日)
開催場所 江戸東京博物館 1階企画展示室
この建物の外見は醜い
高床式を模したというが、3階の無意味な空間が不気味だ
中の空間がだだっ広く居心地が悪い
エレベーターホールと階段が連結していないので
階を移動するにはエレベーターを待つしかない
調べてみると菊竹 清訓(きくたけ きよのり、1928年4月1日 - )の設計であった
北斎展はかなりの人が入っていた
作品の多くは最前列で見る大きさなので人の流れに身をゆだねざるをえない
展示点数が多いので見終わる頃にはへとへとになった
今回の呼び物はオランダ人の求めに応じて描いた風俗画
オランダ、フランスにあるものの同時里帰りの作品たち
「1822年に発注、26年に受け取ったものとみられている」
北斎直筆かどうかはわからないが、北斎プロデュース作品
西欧画をかなり意識した作品である
立体的な陰影を付けたり遠近を強調したり
かなり変な作品たちであった
それ以外にも北斎漫画や滝のシリーズ橋のシリーズなどの作品を見た
富岳三十六景の素晴らしさは群を抜いている
百人一首シリーズ
「君が為惜しからざりし命さえ長くもがなと思いけるかな」に
北斎が描いた画は
どこかの温泉に来て入浴を楽しんでいる男女たちのくつろいだ風景
女たち3人は風呂から上がって風に当たりながら外の景色を楽しんでいる
男たち2人はまだ室内の浴槽でくつろいでいる 手前右手
この庶民性!!!
庶民派北斎!!!
富岳三十六景の高貴さはたくさんの北斎の作品の中では例外だ
江戸時代,1枚絵は、かけそば一杯の値段で買えたそうだ
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