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ゆずに遊ぶ |
12月23日 (日) |
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22日は冬至。土曜日だった。多くの学校はこの日から冬休み。ほっとできる日。早めのクリスマスパーティもあちこちで開かれていたのではないだろうか。私も楽しいひと時。フラの仲間とのフラと歌のライブ。今の時代は実に選択肢の多い楽しめる時代だと思う。
一方、季節を感じ、それにあった昔人の行ってきた生活の知恵を受け継ぎ、今に合った伝え方をしていくのも大切だと思う。
冬至の日は、朝から庭のゆずをとった。「今日は冬至、お風呂に浮かべたら」と言って、会う人に差し上げた。
今日、日曜日、残りのゆずをいろいろと処理した、私にとっては、ゆずに遊び、ゆずに遊ばれる一日だった。1キロのゆずは、ホワイトリカーでゆず酒に。40個ぐらいは、「ゆべし」に。ゆべしは中に味噌を入れて蒸し、和紙に包んで硬くなるまで干す。来年2月ごろ出来上がる。毎年これをもらうのを楽しみにしている人がいるので、その数だけは作るのだ。昔は、これは保存のために作られて、硬いゆべしを少しずつお吸い物や、茶碗蒸しに使って香りを楽しんだのだが、今は冷凍できるので、皮を刻んで生のまま冷凍する。このほうが使いやすいし、味も香りもいい。
だから皮むいて細く刻み適当な量は冷凍に、残りは、はちみつ漬けにした。これはまた、楽しめる。紅茶に入れたりパンにのせたり・・・。
一日のあぞびが終わって、軒先にはてるてる坊主の逆さのような和紙に包んだ丸いものが、並んでぶら下がっている、我が家の師走の風物詩である。
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