幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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仲間になる瞬間は自分の手で! 12月12日 (水)
Huck役のN(年長)がノロウィルスによるお腹風邪で休み、二人遅刻のままとにかく先週の約束どおり音楽CDでスタート。 これが初めての音楽のみのCDでの通し。
パーティの始まりから意識が低く、だらだらべッタンだった2年生3人の顔色が曇ってくる、 動けていない・・・・
とにかく、とにかく、通して一回目の車座。

N(中2):湧き水を飲むところ2回出てくるけど、魚を釣ってきた時 と乾杯する時と・・・どっちもみんな水を汲んでいない。
K(小4):Tomがいなくなって戻ってくるとこ、考えるって言って たじゃん! 茂みとかほしいし・・・
 あと、最初TomとHuckが「いかだ」を見て話す所、全然海の  方を見ていない。
 「いかだ」に乗ってる4人とも棒立ちだった。 
N:「明日の晩12時にここに集れ」のところ、前の場面で一回掃けて
 から(いなくなってから)もう一度集るといいと思う・・・ああ、そ れぞれ違う方向から集ってくるって良くない??
H:亀の卵のシーンさ、亀が4匹じゃ多くない?
N:全体に背景のみんな同じことばかりし過ぎるよ~、木とか波~とか ・・・もっといろいろあるじゃん。
M(小2)じゃあ、何すればいいの?
Y(小2)たしかに・・・
テューター:今の2人の言葉聞いた? 2人とも困ってるんだよね。
S(小4):自分で考えよう!
テューター:そうだね、みんな初めのころに描いたジャクソン島の絵の
 こと思い出してみて。 島にはどんなものがあったかなあ?
口々に: 湧き水!
     岩!
     魚!
     砂! 石!
     空気! カニ!
M:え?じゃカニとか魚もやってもいいの?
皆:いいんじゃない・・・
S:オレ森にいる動物しってる・・・・鳥!
K:ゴリラ!  みな(笑)
  ねえ、Tom役3人の件はどーすんの? 早く決めようよ!
H:まずナレーション13番決めるのが先でしょ。 だれもいないんだ
 から・・・
N:Tomは3人集って話したほうがいいんじゃない?
H:じゃ、ナレーション13番をできる人(役がない人)集まって~。

先週の合同P4回目にして、まだ大きい子の勢いに圧倒されて自分を
出せずにいたKY(年長)が、同じTom役のK(小4)にはじかれ気味だったことが心配で、このTom3人の輪にテューターが入ると

K(小4):なんでTが入るの?
テューター:え? 何となく聞きたくて・・・
K:教会のとこだけでもTomひとりにした方がいい!
KY(年長):・・・・
K(年中):・・・・
テューター:ふたりとも教会のとこTomやりたい?
KY:・・・うん。(想いは強そう)
K:(クルクルした素直なまなざしを屈託なく向けて)うん。
このふたりの愛くるしい表情にK(小4)の表情がほころんだ。

ナレーション13番決めの輪に入って、盛り上がっている様子を見ていると、
K:ね~~~! KYがHuckやるって♪!!!!
みんな:EEE~~~??
KY:もし、JoeかHuckがお休みだったらどっちかやってもいい
   今日はHuckがいないからHuckやる。

さっそく2回目音楽CDで通す。
そして2回目の車座。

みんな:KYくんすごいじゃ~ん! Huck言えてたね~!!!
    このままHuckになっちゃえば?
KYの顔にッパッと笑みが浮かぶ。

実に見事にぴったりのタイミングでHuckの言葉を言ってくれたばかりでなく、Joeに起こされるシーンでは「ふわ~~~何だい?」と本当に今まで眠っていたかのようにムニャムニャとやり、「オレの服はどう見ても海賊向きじゃないな。」では自分のトレーナーの服の裾を引っ張って見せ、ド~~~ん!!!の大砲の音にはキッと音のするほうを鋭い目つきでにらみ、と言う具合。 まるでHuckになりきっていた。

他の背景の皆も一回目とは比べ物にならないくらい生き生きと表現。
言葉はまだ入らないまでもH(中1)のJoeの母も泣きのシーンに
徹しているし、牧師のSもなかなか堂々たるもの。
英日でしっかりこの物語の太い幹になって皆を支えているJoeのN(中2)と相まって、すべてCDどおりのKYのHuckの出現で、全員が変化した。
今まで何を考えているのか分からない、と思っていたKYのことを皆が
快く受け入れた瞬間だった。

後でKが話したことには、Tom3人会議をやっている時、KYはKに向かって「ねえ、K・・・・」とKの呼び名を皆と同じように呼んで
それから自分の想い(お休みの子の役を引き受ける)を伝えたらしい。
年下にはかなり手厳しく頑固なKも、これにはノックアウトされたようだ。

”トム、さすがだよ!!”
パーティの後、久しぶりに美味しいビールだったよ、ありがとう!














        
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