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「ぐぜっている」 |
11月29日 (木) |
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我が家の庭には、鳥がくる。
住宅が増えてきたこのあたりでも、まだまだ青梅は環境がよいということなのかな。
シジュウカラ、ウグイス、ヤマガラ、メジロなどなど。うちから少し離れた大木には、カッコーも!最初、どこの家の目覚まし時計かと思ったくらい、よく響く。
息子ナギが去年の夏、ばあばの田舎の工作教室で作った巣箱に、一度シジュウカラが入りそうになったことがあった。たぶん30分くらい彼女(彼?)は悩んでいて、ひんぱんに出たり入ったりして、自分たちの住まいに合うかどうか、品定めしていた。その様子を私はずっと横目で見ていたんだけれど、結局ナギの巣箱は採用されなかった。あまりに人目に触れる場所だったせいもあるが、入り口の足がかりが低すぎたみたいだな。次に作るときの参考になった。
屋根のサイズが左右アンバランスで不格好なのは、気にならなかった?
外見ではわからないけど、巣の中に釘が出まくっているのも、やっぱり怖いよね?
今朝もダイニングで新聞を読んでいると、視界のすみに何かが動いて、鳥だとわかった。
こちらが少しでも動くと逃げてしまうので、新聞を読み続けているふりをしながら、実は例の横目で、ぎりぎり目玉を右に寄せ(ペコちゃんみたいに)、鳥の姿形を頭に焼き付け、その動きをしばらく楽しんだ。
私の視線を敏感に察知し、鳥は一旦背中を向けたが、まもなく飛んで行ってしまった。
図鑑で調べたら、『ムギマキ』という鳥だった。
ヒタキの仲間で、中国、シベリア、サハリン、カリマンタンの針葉樹林にすみ、日本には春と秋に通る旅鳥なんだって。すごいなー。ごくろうさま。そんな旅の途中、うちに寄ってくれたんだあ。
画像を載せようと思って、探していたら、こんなページがあった。
http://www.onomichi.ne.jp/~eco/wildbird/wb_7_015.html
ん?「ぐぜっている」ってなに?
辞書で調べたが、載っていない。
原型は「ぐぜる」?「ぐずる」の変化かな?
野鳥関連のサイトにはたくさんあって、野鳥観察ではよく使われる言葉みたいだ。
一羽の旅鳥から、あたらしいことばを教わった。
夫・麦文(麦踏みに由来)の誕生日に、我が家にやって来た『ムギマキ』。
おめでとうっていいに来たのかな。
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Re:「ぐぜっている」(11月29日)
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カトリーヌさん (2007年12月03日 22時03分)
そうですね~。鳥がおめでとうってきたんですね。そういうさりげないお客様、いいですよ
ね。私は電話でおじゃましてしまってごめんなさい。あきる野にも鳥はよく来ますね。私は調
べるところまでいかないですが。ティムもふっと動作を止め、じ~っと鳥を見ているときがあ
ります。そのティムの静止に気がついて、ああ、鳥が来ているんだなと、わかるときがありま
す。おなかの赤い、翼の先が白い、きれいな鳥でした。
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