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異文化理解WS/涙でわかるすばらしかったホームスティ |
11月25日 (日) |
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朝9時過ぎ、2晩ホームスティを体験したマレーシアの高校生達は、ホストファミリーと一緒に、三々五々集合場所である宮崎科学技術館に集まって来た。午前中の彼らのプログラムはプラネタリウムや科学体験など科学技術館内での活動である。ホストファミリも別れ難いのか、一緒に入場して見学する数家族もいた。
昼食後、宮崎の中高生との異文化理解WS。ラボっ子中高生も参加した。まずは、音楽を5分間聴く。次に自己紹介を兼ねて自分の名前と、そのメロディに題(タイトル)をつけ、その理由を発表する。日本人の中高生たちからは「幸せの高原」「春の草原」など四季をイメージタイトルが、マレーシアの高校生たちからは「人生の挑戦」「愛と友情」など生き様をイメージしたタイトルが多かった。その中から、お互いに感じ方の違いと共通点を学ぶことができた。
もう一つのWSは、マレーシア高校生が日本に来て???と感じたものを撮った写真を使ってのWS。マレーシア人と日本人が混ざったグループに分かれて、各Gそれぞれ写真を見て、主にマレーシア人が質問し日本人が答えるという形で、話し合っていた。
①グループ:「たたみ」の写真を使って・・・
マ:この材質は何ですか?
日:イグサです。
マ:どうしてイグサを使うのですか?
日:う~ん・・・イグサは成長しやすく・・・え~と・・・
②グループ:「おふろ」の写真
マ:どうして「おふろ」が必用なのですか?
日:体を清潔に保つだけです。
マ:それならシャワーで十分なのではないですか?
日:おふろは、疲れを取り、体をリラックスさせます。
マ;みんな同じお湯では汚れませんか?
日:先に体を洗ってから最後に入ります。
③グループ:お寺の「提灯」の写真
マ:これは何ですか?
日:提灯です。
マ:何に使うのですか?
日:昔は火をつけて灯りに使っていました。
マ:この中に火を入れるのですか?
日:え~と・・・お寺のはどうなっだろう・・?宗教的な意味があるんだろうか?
④グループ:「はし」の写真
マ:これは何に使いますか?
日;食事の時使います。
マ:私達のように手で食べる方がラクですね。
日:はしは清潔です。
マ:食膳に手を洗って食べればいいじゃありませんか。
日:爪の中にばい菌があるかもしれないでしょう?
マ:爪は短く切れば良いんですよ。ほら、こんな風に。
など、違う視点からの質問にタジタジの日本人中高生。日本人中高生にとって、自分達がいかに日常的に意識しないで生活しているかを「意識」するのに役立つWSだった。<国際交流事前活動にも使えそう(^^)・・>
夜は、ホストファミリーとの夕食会。それぞれの「家族」でテーブルを囲み、話は尽きない・・。
それから、会場を移動して「別れのつどい」。JICE九州支局長の挨拶に続いて、ホストファミリーの代表の言葉。そして、マレーシア高校生代表の挨拶と先生からの謝辞。それからみんあで中央の燭台を囲んで蝋燭を手に「ひとつしかない地球」を歌った。灯と歌と気持が一つになって、とても美しかった。
涙、涙、涙・・・
心と心を通わせたホームスティだったんだね・・。
ありがとう。テレマカシー。
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