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CAPのワークショップに参加して |
12月07日 (日) |
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CAP(子供が暴力から自分を守るための教育プログラム)のワークショップに参加した。
前に『ノーを言えるこどもに』を読んだことはあったが、ワークショップに出るのは初めて。
CAPの考えが、人権教育からスタートしてるところが、すばらしいと思った。
大人は、こどもを肯定する、こどものセルフエスティームを育てる、自分の考えで選択出来る機会を与えよう、これらを大事にしているようだ。
暴力に対しては、禁止事項を作ることでこどもを守るのではなく、できることを具体的に教えていくというのだ。
たとえば、暗い夜道を歩かないという教えではなく、見知らぬ人から危害を加えられそうになった時のために、低い叫び声の出し方を練習するという。
もし、暴力を受けてしまった時に、禁止事項を教え込まれた子は、それを守れなかった自分を責めることになるそうだ。そして、人に言えず苦しみ、また、第2の被害者を出すことにもなるというのだ。
「安心して自信を持って、自由に暮らす権利」を自分にも、他人にも認め合う社会には、身体的暴力も、言葉の暴力も入る余地は無いのだろう。
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