体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン |
10月21日 (日) |
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今回のWHT の誘致で、新たに、学んだことが、たくさんありましたが、
中でも、実験的に実施した 役者によるワークショップ。
その根幹になっているものが、クルト・ハーンという教育者の考えである、ということも教わりました。
感情、体験の伴わない知識は、記憶に残らない。
ラボのテーマ活動を体験すればするほど、ラボの合宿や、キャンプに参加すればするほど、このことは、納得できます。
そして、ラボの創始者が、クルト・ハーン氏のことを知っていたかどうかは、定かではありませんが、これほどまでに、ラボの教育意義と重なることに、知れば知るほどびっくりです。
新たに色々調べてみると、クルト・ハーン氏がヨーロッパの教育界に与
えた影響は大きく、WHTの団長、グリフィス氏も彼の影響を受け、WHTを
立ち上げたそうです。
たまたま教育関連記事の中で見つけたクルト・ハーン氏の言葉の抜粋で
す。
「教育者あるいは保護者として、自信をもってその務めを果たそうとす
るなら、子どもたちに選択の機会を与えつつ、かちある体験を強いるの
に躊躇してはいけません。」
「子どもたちには、決断の場に参加する機会を与えねばならない。そし
て彼らの参加を、無駄にしてはならない。」
役者4人の中にも、その精神は浸透しており、それをプロとして実践する
ことが、自分たちの仕事の意義である、と語ってくれました。
(それを、聞いた時点では、あまりにも、クルト・ハーン氏に関して、認識不足、かつ無知だった私ですが、、、
)
WHT がただの英語劇団ではなく、教育劇団 だと呼ばれる所以でしょ
う。
あちこちのWHT公演の場で、役者たちが、躊躇なく、ラボの子供たちと、積極的に、交流をしてくれた報告が届いています。
「人に意見を押し付けるのは罪である。しかし、教育者が、健全な経験
を子どもに強いないのは怠慢である。」クルト・ハーン
ラボテューターの背中を後押ししてもらえるような、氏のお言葉。
これから、折にふれクルト・ハーン氏に注目していきたいと思います。
何かご存じの方、ぜひ、情報交換いたしましょう!!
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Re:体験を?強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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カトリーヌさん (2007年10月22日 00時38分)
東京でも、ワークショップは、素晴らしい内容で、参加した皆さんの得るところは大変大きい
ものでした。昔、谷川雁さんが「ラボは実験室」と教えてくれたことがあります。テーマ活動
でいろいろな状況に自分たちを実験していく。今回のワークショップでも、ラボっ子達はそれ
を実感できたことと思います。
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Re:体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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サンサンさん (2007年10月22日 07時59分)
体験を強いる、、、もいいですね。
大人が選んで、これはと思うことは
子どもに強いていくこともあり、、、
ラボはまさに強いていくべき活動だと思います。
強い信念を持って、未来を生きていくこどもたちに
強いていきましょう、ラボ活動。
WHTの川崎公演が終わりました。
いろいろとサポートありがとうございました。
今は、虚無感と脱力感が、、、
と言っても今日はこれから地区研です。
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Re:体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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める・りんすさん (2007年10月22日 13時08分)
こんにちは。
いろいろと本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
四人の話していた方の名前。その場ではとても気になったのですが、終
わってしまうとすっかり忘れてしまっていて。こうしてしっかりと覚え
ていて、追いかけていらっしゃるのはさすがだと思います。
クルト・ハーンという名前だったのですね。私もとっても興味があった
ので、いろいろと検索してみます。またシェアさせてくださいね!
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Re:体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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さちこさんさん (2007年10月22日 22時12分)
先日はHPの方へご訪問、書き込みくださって
ありがとうございました。
ズシンと、あまりにもズシンと身体中に響いた
さとみさんの今日の日記でした。
クルト・ハーン、アンテナを張ってみます。
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Re:体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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チェリーさん (2007年10月25日 12時21分)
体験を強いることについていけないお子さんについて悩み苦しむ時があ
ります。
今も・・・。
しかし「強いていいのだよ」と背中を押してくれた日記。
またまた幸せ者チェリーだった!です。
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Re:Re:体験を?強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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さとみさん (2007年10月29日 00時33分)
カトリーヌさんへ
昔、谷川雁さんが「ラボは実験室」と教えてくれたことがあります。テ
ーマ活動
でいろいろな状況に自分たちを実験していく。今回のワークショップで
も、ラボっ子達はそれ
を実感できたことと思います。
→谷川雁さんから直接ラボの教育論を聴き、
一緒にテーマ活動のワークショップ(当時は、そんな言葉は知らずに参
加していましたが、、、)
キャンプ地の大自然の中で、ラボっこ囃子とは、神様(自然)との対話
であることを伝えるためにできたものであることを聞いたり、、、
小学生、中学生、高校生とそれぞれの節目で、氏の考えを直接聞けたこ
とは、自分の中で、ラボに向き合う信念の柱となっています。
あまりにも、偉大な方であったことなど、知りもしなかった子どものこ
ろに、氏に出会えたことは自分の人生も変えてしまうほどの影響力だっ
たのですね~
後々、この年になって尚気づかされることの多い今日この頃です。
カトリーヌさんの中にも、同じものが脈々と波打っているのですね~
私のよりも、ずっとずっと深く熱い気がしますが、、、触発されます。
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Re:Re:体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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さとみさん (2007年10月29日 00時41分)
サンサンさんへ
>体験を強いる、、、もいいですね。
大人が選んで、これはと思うことは
子どもに強いていくこともあり、、、
ラボはまさに強いていくべき活動だと思います。
強い信念を持って、未来を生きていくこどもたちに
強いていきましょう、ラボ活動。
→先日、学力の応用力の低下が、さんざんニュースで取り上げられてい
ましたが、要は、実体験がないまま、机上の学習に偏っている、
ということなんでしょうね~
体験にも、疑似体験、空想体験、バーチャル体験、いろいろあるでしょ
うが、やはり、実体験と出会う人の数が 人を成長させていくのでしょ
うね~
WHTの川崎公演が終わりました。
いろいろとサポートありがとうございました。
今は、虚無感と脱力感が、、、
→わかります~!!
でも、今回の浜松公演で出会った人の輪は、確実に広がりました。
動けば、必ず道はできる。
こちらこそ、サンサンさんの情熱には励まされてきました。
これからも、よろしくお願いします。
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Re:Re:体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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さとみさん (2007年10月29日 00時44分)
める・りんすさんへ
>
いろいろと本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
四人の話していた方の名前。その場ではとても気になったのですが、終
わってしまうとすっかり忘れてしまっていて。こうしてしっかりと覚え
ていて、追いかけていらっしゃるのはさすがだと思います。
クルト・ハーンという名前だったのですね。私もとっても興味があった
ので、いろいろと検索してみます。またシェアさせてくださいね!
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めるりんすさんも、ご苦労さまでした~
短い間で決定して実施したワークショップでしたが、体験してみない
と、わからないことってたくさんありますよね~
めるりんすさんのお友達で参加された方にも、また、その後の感想をお
聞きしておいいてください。
浜松の新しい風、期待してます!!!
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Re:Re:体験を"強いる”ということ by クルト・ハーン(10月21日)
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さとみさん (2007年10月29日 00時57分)
チェリーさんへ
>体験を強いることについていけないお子さんについて悩み苦しむ時が
あ
ります。
今も・・・。
しかし「強いていいのだよ」と背中を押してくれた日記。
またまた幸せ者チェリーだった!です。
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あります、あります、悩み苦しむ時。
どちらかというと、悩み苦しんでいるうえに、私のラボの成り立ってい
るという感じです。
日々悩みだらけですよね~
でも、大切な栄養は子どもにとって、必須栄養素 として、
摂取しなければ、健全に育っていかないのであれば、
喜んで与えていきましょう!!
自分のおなかの周りには、余分なぜい肉が、どんどんついていきます
が、何がいけないのか~
これまた、悩みのひとつでもあります ^^;
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