映画『ミリキタニの猫』 THE CATS OF MIRIKITANI 書き込み中
渋谷ユーロスペース
ジミー・ミリキタニは80歳を超えた老人
ニューヨークの路上に住むホームレスの画家であった
近くに住みジミー・ミリキタニの描く絵を買おうとしたことから
知り合った女性映像作家がこの映画の監督
ジミー・ミリキタニはカリフォルニア生まれ
日本で教育を受けたが、軍人になるのがいやであり
日本の絵をアメリカ人に知ってもらいたいと
戦争の直前に広島からアメリカに帰国した
しかし戦争が始まり
砂漠に作られた日系人の強制収容所に3年半入れられていたため
その志を果たすことができなかった
アメリカの市民権もそのときなくなったという
姉ともその収容所で別れたきりだという
ジミー・ミリキタニの絵
韓国人の花屋の店先に住むジミー・ミリキタニ
女性監督とのつきあい
女性監督の家に住むジミー・ミリキタニ
女性監督の調査
アメリカ政府の対応
老人ホームの対応
日系人収容所への旅
見てよかったと思えた映画でした
ニューヨークのホームレス日系老人画家を取り上げることを通して
この映画にはアメリカの今が映し出されている
ジミー・ミリキタニの物語の推移の中で
アメリカの懐の深さがじんわりと伝わってくる
監督を始めジミー・ミリキタニのまわりにいるアメリカの人びとの優しさ
アメリカ政府の問い合わせへの対応、記録保存の信頼性
及び問い合わせへの返答の早さ
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