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ガンバレTAKUYA! |
09月14日 (金) |
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TAKUYAは昨日、スタッフと一緒にボートで川の中の島(中洲)の一つに渡った。救援物資の配給手伝いのためである。河岸からボートで約1時間のその島には、周囲の島々から命からがら逃げて来た人々が1万人以上居たという。けれども物資はわずか750.絶対的に不足している。貰えて喜ぶ人と落胆する人を見て、彼は怒っていた。「募金をしなくては!全く足りない!!」と、TAKUYA住民サイドに立って叫んでいた。
“H&H”が行っている教育支援も、朝食支援も、全ての人にあまねくという訳にはいかない。全ての活動には限りがある。この限りある中で、一番良い方法を住民を巻き込んで模索して行かなければならない。
今日、TAKUYAがまだ眠っている時間に、彼ををクリグラムに残して、我々はダッカに移動した。ガンバレTAKUYA!
<TAKUYAの報告より↓>
本日は朝起きたらすでに松崎さん達はいなくなっていた。とうとう自分一人でクリグラムに残ることになったのである。まあだいぶ慣れたので、全然ノープロブレムだが、一人での食事は寂しいものだった。午後三時半からハイダーさんと一緒に近くのお金もちの人(物価が日本の20分の1のバングラで月20万稼ぐ人だからすごい人である)の家の池に釣りに行った。そして七時過ぎに帰ってきて、Dさんと一緒に晩御飯を食べる。Dさんはたくさん悩みごとがあった。給料が少ないこと、仕事にややこしい問題が多いこと、GIRL FRIENDがいないこと、お父さんとおかさんたちはヒンドゥ-教だが自分はムッスリー二(イスラム教徒)だということをカミングアウトしていないこと(なぜなら息子の宗教が違うとわかると自殺してしまう可能性があるからだそうだそれだけこの国は宗教と言葉を大事にして独立した国だとわかる)、まあバングラの国自体が問題ありありだと言っていた。この国には100万人(適当だと思うが多いということであろう)の求職者がいると言っていた。本当に日本という平和な国に生まれた自分にはショックが大きかった。
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