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”by a river”でなく”on a riverだった |
07月17日 (火) |
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パーティで初の国際交流参加の娘のアイダホ州行きを応援するため、多くのラボッことお母さんが集ってくれた土曜日、「決意表明スピーチ」「素語り」「自己紹介アルバム披露」の3拍子は、地区の「壮行会」でもやったばかりなので、「何だかもう慣れちゃって緊張しなかった!」とちゃっかり者の娘。 皆からの温かい気持の伝わる寄せ書きをもらい、お母さんたちによるこれまた美味しいもちよりの料理に舌鼓を打ち、すっかりヒーロー気分で帰宅。
そして翌日から彼女を待っていたのは、荷物のパッキングとホストへのお土産に用意した浴衣の着付けの練習。 出発まであと5日。
運良く台風到来で、テニス部は3連休は全部中止。 浴衣の着付けまでは良かった。 なかなかの出来栄えに汗だくになりながらも、ニンマリ。 私もホストの代わりに着せられ役に。
そして、そしてパッキングは・・・? 広げたスーツケースの中身はいつまでたってもすっからかん。
彼女のモチベーションを上げるべくインターネットで「アイダホ州」について調べてみると、きれいなダイナミックな自然の映像が動画で見られた。 もちろん彼女もすぐ食いついてきた。 ほ~ら、実感わいてきたでしょう~~? さあさ、やろうね~と彼女をスーツケースへと押しやった。
と、ふと"Google"のmapにホストファミリーのアドレスを入れてみると・・・・な、ナ、何とピンポイントで出た~~~~!!!
鳥瞰図でクッキリ、ハっきりホストの家までもが画面に! 「でょと、でょっと、出たよ出た! Staciの家が見えてるよ~~~~!!」と私。
「なんだって~~~?!」と2階から転げ落ちそうに降りてきた娘。
それを聞いて家族中がPC画面に押し寄せた。 確かに道路はちゃんとある、でも周りには何にもないじゃない。 ひたすら緑と茶色の平地、そして2~3軒となりあわせてご近所の家がちゃんとある。
「な~んだ、お母さん、車で行かなきゃ隣の家もいけないなんてウソジャン」「反対側を見よ」 「あれ、ホントだ~、なんにもない・・隣がこ~~~~んなに離れてる。」
「この黒い筋は?・・・・・川だ!」「そうだ趣味はカヤックとスイミングってかいてあったもん」 「あ、Staciからのメールに”my house is on a river"って書いてあった!」 「ホントにそばなんてもんじゃないね、縮尺で見ると・・50Mしかない。 50M走思いっきり走ればもうジャブン!!川に入れるんだ!まるで庭じゃん!」
確かそのメールを読んだ時
”This is Mr.Gunpy. His house is by a river." (これはガンピーさんです。家は川のそばにありました。)
を思い出して、どうして”by a river" じゃないんだろうね、”on a
river"じゃ川の中に浮いてるってこと? まっさかねぇ! きっとミスタイピングだよ。」って言う会話をしたっけ。
なるほどこの場所だったら確かに”on a river"って言えるくらいだ。
いつもならそろそろ憎まれ口のひとつもたたいている弟が、妙におとなしいばかりでなく、ポカンとした表情。 鳥瞰図のあまりのリアリティと広大なアメリカを目の当たりにしたから・・・?
そんなこんなで次は我が家、次は九州の田んぼの中の(これも田んぼの水の中ではない)おばあちゃんの家、など鳥瞰図で検索しては家族中できゃあきゃあやって、パッキングの方は・・・・・
ごめん、また母さんがそそのかしちゃったね。
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