最近教えてもらった本でダニエル・ゴールマンの『EQこころの知能指数』という本を紹介。
EQとは自分の感情(Emotion)を上手にコントロールする能力、つまり心の知能指数のことです。知能テストで測定されるIQとは質の異なる頭の良さで、
自分の本当の気持ちを自覚し尊重して、心から納得できる決断を下す能力。
衝動を自制し、不安や怒りのようなストレスの元になる感情を抑制する能力。
目標の追求に挫折したときでも楽観を捨てず、自分自身を励ます能力。
他人の気持ちを感じとる共感能力。
集団の中で調和を保ち、協力し合う社会的能力。(まさにキャンプで培われる能力のひとつですよね。)
IQが高い人より、EQが高い人ほど、社会に出て成功している人が多いと言われ、現在注目されているそうです。学校の成績が良くても、人生のピンチやチャンスにはほとんど役に立たない。
IQが高いからといって富や名声や幸せを得られる保証はないのに、学校も社会も学力ばかりに注目して、人生を左右するもうひとつの資質EQに目を向けない。
EQが高い人のほうが、親しい人間関係においても組織の中を泳ぎまわることにかけても有利なようだ。
心の知能指数が高い人は、自分の能力をうまく発揮できる心の使い方を自覚している分だけ、人生における満足度や効率が高い。人生で成功できるかどうか、本当の意味で聡明な人間かどうかを決めるのは、IQではなくてEQの高さだ。と本書では述べられています。
こうやってみると、ラボって「EQ」を育てる教育なんだなあとまた改めて感じますよね。
興味のある方は、是非読んでみてくださいね。
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