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途方にくれてる暇がない 7/02の日記 |
07月02日 (月) |
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昨日は、この夏一ヶ月国際交流に出発する子達の直前父母オリエンテーションでした。
山口島根地区からこの夏カナダ、アメリカ、オーストラリアに20名が飛び立ちます。日本全国で参加する子は北米740人。
第一陣は7月20日に自宅を出て、21日に成田から飛び立ちます。
昨年12月から始まった事前活動、その準備活動の中で様々な事があります。そして一ヶ月。引率のシャペロンや同じ州に行く仲間達、そして4週間のホストファミリィとの出会い経験。毎年の事ながら、行くまで、行っている間、そして帰ってから。それぞれの子どもの、それぞれの家族の一つしかない物語。
今年この事前活動を担当してくれたKテューターの言葉「今の子供達は途方にくれる暇がない。困る前に大人が手助けしている。国際交流に行って大いに困って途方にくれて欲しい」
Kテューターが担当して大いにそれを感じられたのだろうと。本当にその通りで、キャンプも国際交流も経験してみて、子どもも親も、自分が何が出来て何が出来ないのか分かる。普段の生活では親も子どもを困らせている暇がないので、何が出来ないのかなかなか気づけない。
問題は問題として表面化しない限り、無意識のうちに解決される事はないわけで、問題として出てくる場があるということは、子どもが育つ上でとってもありがたい。
先週水曜日プレイルームでh「はらぺこあおむし」を母と子で動いた後、蝶々を作りました。Mちゃん、おうちに帰ってそれを背中につけてもらって、ちょうちょになって飛び回っているそうです。
一人一人、どんなちょうちょになるんでしょうね。
一ヶ月、行ってすぐに子どもが変わるわけではありません。その体験が徐々に徐々に子どものなかで熟成されていく感じがします。
問題は起こるべくして起こる。その問題から逃げたらまた形を変えて同じ問題が追いかけてくる。
大人ができる事は寄り添って見守るのみ。これがけっこう辛いもので・・・
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