操り人形 |
06月29日 (金) |
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操り人形。チェコ。油絵。10号。
個展の作品の一つ。昨年、チェコ、プラハに旅行した。プラハ城から、黄金の小路といわれる一角を通る。狭い店がならび、伝統工芸品の多くが売られている。細かい手工芸品。懐かしさを抱く木製品の動くおもちゃ。そして私が不思議に思ったのは、ハンガリーから、スロバキア、チェコと移動してきて、あやつりにんぎょうが、たくさん売られていることだ。歴史的に侵攻を受け、自国語を奪われた時期、人形劇の上演だけは自国語を許されたそうだ。
魔女のような人形。何を語りたいのだろうか。作者の思い、民衆の代弁者、人形を見ていると、ある意味、品格まで感じる。
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