古都チェスキー・クロムロフ。油絵。30号。
今回の絵画展では、ベルギー、ブルージュとチェコ、プラハが何枚もあった。私の大好きな都市なのだ。
チェコといえば、私などは、チェコスロバキアと覚えたのだ。第一次世界大戦後チェコスロバキア共和国が誕生し、その後第二次世界大戦でソビエト連邦の支配下に置かれ、ずっと共産圏下に置かれてきた。1993年チェコ共和国と、スロバキア共和国として、それぞれの民主的な体制と経済の道を歩み始めたのだ。
スロバキアに滞在したとき、お米くらいのぽろぽろしたパスタのようなものがサラダ風の料理になって出てきた。「これは何かと」運転手に尋ねると[スロバキアのライスだ。スロバキアは貧しいから。チェコでは食べないよ」と返ってきた。
13世紀からの歴史を持つ町、チェスキー・クロムロフ。箱庭みたいな町だ。チェスキー・クロムロフ城の塔へ上る階段は大変だったけれど、すばらしい景色が待っていた。
|